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2020.09.19

熱の移動と水分子を考える その⑦『事務室の住環境』

顧問の坪内です。
いつも池本工務店の事業にご支援ご協力いただきまして、ありがとうございます。


前回、街並みの輻射熱として、池本工務店の屋上から晴れの日と雨の日のサーモ画像比較を行いました。
晴れの日と雨の日の天空の温度が逆転しているとは、驚きませんでしたか?
私は物の本を読んでおり、少し知識を得てからの撮影でしたので、「なるほど、なるほどやはり」という印象でした。


温度・湿度測定機器

上の写真の機器は私が30年前から使用しているもので、風速や温度を簡易に測定するものです。
2代目の機器です。
現在は結構ポピュラーになってきて、少し専門的な知識を持たれている方は使用しています。
測定内容としては…

風速系は測定地点の
①現在の風速
②平均風速
③最大風速

温度系は測定地点の
①温度(摂氏、華氏)
②温度(風速を考慮した)
③相対湿度
④体感温度
⑤露点温度

…です。更に温度測定としては下の写真ものを使用しています。


非接触型温度測定機器

そうです、コロナ禍の中病院や集会所等で多く使用されている赤外線サーモ採用の非接触型温度測定機器です。
通常病院で体温を測定するには体温計を脇に挟むか、舌の裏側で行います。

この手の測定機器は通常、赤外線の赤いレーザー光線を発して測定点を特定しますが、
この機器は測定地点を隠して測定し、必要に応じてその地点を明確にするポインターボタンが装着されています。

レーザー光線を直接目に当てると失明の恐れがあり、安全機能が付いている物なのです。
因みにこれも2代目です。今では5千円程度の廉価版機器もあるようです。


現在使用している「いまじん社・所有」測定機器

そして、広範囲を映す色付きサーモ映像撮影機器としては、上記のものをお借りして使用しています。

サーモグラフィー技術で用いられる
遠赤外線(波長 41000μm)帯域には、
可視光線と比べて解像度が劣る一方で透過能力に優れる為、霧や煙幕などがあっても、
ある程度は透視して映るようです。

あらゆる物体がそれ自身の温度に副った遠赤外線を出しているため、光源が無い場所でも目標を視認することが可能です。
そのためこの機器は軍事用として発達し、近年は癌や腫瘍物検索にも使用されます。
正常な臓器とは温度が変わるため、医療分野でも応用が進み多く採用されてきました。

そしてここ10年ぐらいから、建築分野での使用が活発となりました。

40
年位前は機器も非常に高価で何千万もしていましたが、今ではスマホに取り付けられる程度のものまで出ています。
今年になってからはコロナ禍騒動もあり、認知度も高くなり普及も急速に進みました。


弊社4階事務室の風景

今まで説明してきた機器を使用して、来週は池本工務店の事務所内の住環境を解析します。
建物仕様は…

①鉄骨造3階建(1階が倉庫で2階分あるので)であるが4階の高さあり
②外壁ALCペイント仕上げ
③屋上陸屋根(アスファルト防水)

…です。
30年前の一般的な事務所建築なので住環境は期待できませんが、社員の頑張りが映し出されて興味のあることです。

どうもありがとうございました。