いつもイケコウブログをご覧いただきありがとうございます。
工事部の山﨑です。
先日、事務所倉庫の片付けをしていた時に、いつの物か分からない墨つぼが出てきました。

私が知っている墨つぼの形とは全く違い
最初は何をする道具なのか分かりませんでした。笑

私が知っているのはこの形です。笑
そもそも墨つぼというのは、材木に直線を引くために使用する大工道具です。
最近ではレーザー装置などを使用して直線を引くことも多くなっていますが、現場の大工さんは墨つぼを使用して直線を引いています。
古代中国においても、墨つぼが使われてたそうで
まだ紀元前の春秋戦国時代あたりのことです。
この時代の墨つぼは、つぼに糸と糸車が一体化した作りになっており、最初の写真の墨つぼとほとんど同じ形だったそうです。
ちなみに日本で建設の際に墨つぼが使われたとされるもっとも古い建物は何かご存知ですか??
そうです!法隆寺です!
法隆寺に使われている木材に、墨つぼを使った形跡が残されてたとされています。
というように、大工道具にはそれぞれ歴史があり、時代と共に進化していっています。
興味のある方は是非調べてみて下さい。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。