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2021.05.22

番外編「散り椿」を観に行きました。②『散り椿・白毫寺』

顧問の坪内です。

いつも池本工務店の事業にご支援・ご協力いただきまして、ありがとうございます。

『 麹料理の えん 』 でお腹を整えて古い町中を散策しながら白毫寺に向かいました。

白毫寺(びゃくごうじ)は奈良市東部の高円山にある真言律宗のお寺です。特に「五色椿」は東大寺の「糊こぼし椿」,伝香寺「散り椿」と共に「奈良三名椿」と呼ばれています

のような事前情報で期待満載の中農家建築路地の散策です。



農家建築の多い集落



こんな感じで、白毫寺を目指します。
落ち着いた街並みの写真をいくつか撮影しましたが、
紙面に制限? がありますので次に進みます。


「不思議な薬師如来」の案内看板



さて、お寺の少し手前に私設の駐車場があり、
「薬師如来」の看板が有りました。
道の片すみの忘れかけたられた「不思議な薬師如来」


左が「不思議な薬師如来」



右手には、人々に安らぎと勇気の施無畏仰を(せむいいん)
左手には、病苦の苦しみを除く 誓願を示す薬壺(やっこ)を、お持ちのすがたです。
願う人々、身のやまい、病気、心のまよい等、良く叶えて下さいます。とか。


形は悪いが真っ赤な椿です



さていよいよ「椿のお寺」です。
形は少し崩れていますが真っ赤なお花です。


まずこの様な階段を上ります



始めに少し長い石の階段を登ります。既に幾つかの散り椿が待っておりました。
白毫寺の椿は「奈良の天然記念物・五色椿」と呼ばれており、 
赤色、白色、ピンク色、赤白のまだら模様などの「散り椿」が・・・・・・。



さらにこの様な階段を上ります



またまた階段を上って、振り返ると奈良市内その向こうに生駒さんが見えます。
雨に濡れた石段に椿が寂しそうに散っています。
秋になるとこの左右に萩の花が咲き乱れるとか。


奈良天然記念物「五色椿」



白毫とは,仏の眉間の白い毛のことらしくて,ご利益がある時に光を放つと言われています。
そしてその本堂の南側にあるのが,待ちに待った「五色椿」です。


「五色椿」の案内看板



樹高約5メートル、樹齢は約400年に達するとも言われる大きな椿の木です。
かつては興福寺の「喜多院」にあったものを江戸時代の寛永年間にこの地に移植したとか。
「五色椿」その名の通り紅色・桃色・白色のツバキの花が様々な斑模様を描きながら咲き誇るらしく。
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月頃から咲き始める花は、4月になると圧巻の姿を見せ、とりわけ木の下に舞い落ちる「散り椿」とか。