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2021.11.13

住宅の外部環境と小屋裏・内部環境を考える その⑯ 『 地衣類・奈良 Ⅳ 』


顧問の坪内です。


いつも池本工務店の事業にご支援・ご協力いただきまして、ありがとうございます。
さて前回は塚本神社と十三喫茶店『ベル』の「肉じゃが定食」の話でした。

今回も奈良の畑の中で見つけた住宅でカラーベスト切妻屋根の「地衣類」を観察して見ましょうか。
小山の手前にいぶし瓦屋根寄棟の住宅が見えます。その手前の畑の中にカラーベスト屋根の建物が有ります。
その又、手前には金属屋根のような小屋が有ります。そして野菜畑が広がっています。


2010.06.02   撮影の屋根の地衣類

少し拡大した写真を見ます。どうやらカラーベスト屋根の建物は物置小屋の様に見えます。
切妻屋根の全体に何種類かの「地衣類」が付着しているようです。
棟包板金はかなりの箇所錆びが発生しているようです。斑に錆の箇所が確認されます。
屋根の左側には「黒い地衣類」が多く、右側には「黄色い地衣類」が観察されます。
「地衣類は」全体的にあり、カラーベストの重ねジョンイトが確認できないほどの厚みがあるように見えます。

        屋根の拡大

屋根左側の拡大写真です。
ケラバ金属役物は少し柱に隠れていますが、白っぽくあります。
棟包金属役物の棟巴部分はケラバ部と同様に白く、それから右に向かっては完全に錆が発生しています。
ケラバ部棟巴部の近くの「地衣類」は黄色系のものが有ります。
その他の箇所はやはり「黒い地衣類」が多いように思われます。

       屋根の左側の拡大

屋根中央部部分の棟包板金は全体的に錆びています。
地衣類の発生は多く、カラーベスト重ねジョイント部分も確認しづらいです。
「地衣類」の種類も黒っぽいものと黄色のものが混じっているようです。
軒先部は樋の中には苔も生えているのか、一体になっているようにも見えます。
さらに軒先先端はトタン板の庇のようなものが有ります。

      屋根の中央部の拡大

屋根右側の拡大写真です。
ケラバ金属役物は上部から下部迄白っぽくあります。棟包金属役物の棟巴部分はケラバ部と同様に白く、
それから左に向かって所々に錆が発生しています。
ケラバ部棟巴部の近くの「地衣類」は黄色系のものになっています。
ケラハ板金に沿って、下り際は「地衣類」は少ないように思われます。
ここではハッキリと棟に近い屋根の高い位置の「地衣類は」黄色が多く観察されます。
中間部には黒っぽい「地衣類」が付着しています。
軒先部のケラバ側にも「黄色い地衣類」が付着しています。
軒先部の庇のように見えるトタン板は再塗装されています。

      屋根の右側の拡大

前面に川が有り、道路面に面した40年以上経過した軽量鉄骨系プレハブ住宅です。
屋根面には全面「地衣類」が付着しているように観察されます。
屋根形状は切妻で屋根勾配は2.5寸です。