2021.12.11
顧問の坪内です。
いつも池本工務店の事業にご支援・ご協力いただきまして、ありがとうございます。
さて前回は畑の中を車で走っていて見つけたカラーベスト切妻屋根の住宅でした。
今回からは寄席棟の屋根です。
山の麓に学校らしき建物が有ります。
その手前に住宅地が有ります。
カラーベスト系、陶器瓦系屋根など様々な屋根材が見えます。
屋根形状も切妻タイプ、寄棟タイプと緩低勾配・急勾配と色々あります。
その手前は田圃と畑です。
この様な環境の場所は一般的に「地衣類」が多い地域と言えます。
住宅地の中程に緩勾配の寄棟屋根が有ります。
2010.06.02 撮影の屋根の地衣類
この建物は日本で最大級のハウスメーカーの物件です。
少し拡大した写真を見ます。
壁には壁パネルが使用されています。
屋根は勾配が2.5寸で隅棟が小さく軽快なデザインの寄棟屋根の住宅です。
屋根全体に何種類かの「地衣類」が付着しているようです。
もう少し近づいて角度を変えた側から観察します。
お家の手前には陶器瓦やセメント瓦の屋根が有ります。
水平棟と隅棟の板金は激しく錆びています。
棟のテレビアンテナは少し傾いているようです。
2階には今はもう誰も住んで居ないのか雨戸がキッチリと閉められています。
2階寄棟屋根の地衣類
屋根の水平棟を中心に黄色の「地衣類」が付着しています。
更に中央部から流れたように黄色の「地衣類」が付着しています。
隅棟の錆びた箇所には「黄色い地衣類」は観察されません。
この箇所は全体的に「地衣類」が少ないように見えます。
それ以外の部分には「黒い地衣類」が観察されます。
アンテナ周りには黄色の「地衣類」が多くあります。
中央部の黄色の「地衣類」は少し乾いているように見えます。
「地衣類」の種類も黒っぽいものと黄色ものが混じっているようです。
地衣類の発生箇所はなんらかの環境の変化により変化しているように思えます。