ブログBlog

2021.12.27

番外編七五三「杵築神社」と藍藻類

顧問の坪内です。

いつも池本工務店の事業にご支援・ご協力いただきまして、ありがとうございます。

今年の最後のブログです。
今回は、いつもお正月にお参りする奈良・二名町の富雄川沿いから少し離れた「杵築神社」のお話です。
少し前のお話ですが、孫の七五三のお祝いに行きました。
この「杵築神社」は新婚の時、富雄北町で所帯を持ち過ごしていたので、
昭和57年の正月からお世話になっている神社です。
昭和60年から20年余りの間は九州や大阪で暮らし、再び富雄に帰って来たのです。
当初は、お正月も初詣の人出はそんなにも多くは無かったのですが、
近年は近所にマンションも多く建ち、
お正月には富雄川沿いのこの参道の灯篭付近まで並ばれるくらい賑わっています。
本当に毎年のように多くの人が増え初詣に訪れているので驚いていています。
富雄川沿いの交通量の多い道路から、
「杵築神社」と書かれた大きな石碑と石灯籠の向こうに鳥居が見えます。


さらに東に続く舗装された道路を行くと松の植えられた立派な参道が伸びています。

      小さな松並木の続く参道

わざわざ観光客が訪れるような神社ではありませんけど、
富雄近所の人が多く訪れる神社です。
長い参道の突き当りには十字路が有ります。
更にもう一つの鳥居が有り、石の階段となります。
上がってすぐの場所に狛犬のお出迎えとなります。

          狛犬のお出迎え

そして正面に拝殿があります。
本殿は拝殿の中にあり、直接見える場所にはありません。
七五三のお祀はこの拝殿の中で執り行われました。

     拝殿の中から拝む素朴な本殿

神社のホームページによると
御祭神は、主神(素戔嗚命:すさのをのみこと)。
大和国添上郡の富雄川東岸にある杵築神社は、
用明天皇二年(587)に、敏達天皇の皇子春日王が祖神・牛頭天王を祀ったのが創建と伝わるとか。
故郷島根の出雲大社も「杵築大社」と言われていたような気がします。
孫がお祀りをして頂いた後は皆で写真の撮りまくりなのです。

      七五三の参拝は少ないかな


私はあちこちに付着している「藍藻類」や「地衣類」の写真を撮っています。
下の写真は狛犬の足元の苔です。
「んっ、藍藻類もあるのかな。」
永い間、屋根の上にいる「地衣類」の観察写真撮影をして少し勉強をしてみると、
「黴類」「藻類(藍藻類)」「地衣類」「苔類」等の話が出てきます。
これらは専門家の書籍が多くあり、私の目的の屋根の「地衣類」のお話は少ないようです。
取りあえず、コンクリートと石に付着している文献を探して眺めています。

       狛犬との足元の苔類です

神社の周りをうろうろすると「黴類」「藻類(藍藻類)」「地衣類」「苔類」の宝庫です。
石をくり抜いた水溜(手水鉢?) がありました。
手洗いに使用していたのでしょうか。
側面には「藻類(藍藻類)」「地衣類」「苔類」が付着しています。

       手洗鉢の藍藻・苔類か

石灯籠の足元の台座です。
水平な部分にはなにも無いように見えます。
側面には「藻類(藍藻類)」「地衣類」「苔類」などが付着しています。
因みに「藻類(藍藻類)」は直接日光の当たらない北面、周囲に木立のある環境で、
水が常時残留する環境が多いようです。
「地衣類」は日光が当たる南面、比較的乾燥している環境のようです。
この環境は屋根の上での環境と一致しています。
又、「苔類」は地表が常時湿潤状態の環境のようです。


      灯篭の台座の「地衣類」等

神社の西南側に位置している木立です。
木々の幹には「地衣類」が多く付着しています。
樹木の元には「苔類」も多く付着しています。
何という「苔類」なのか勉強不足で名前は分かりません。

        木々の幹の「地衣類」

神社の南側の坂道を下ると、少し石垣が続きます。
石垣にも「藍藻類」や「地衣類」が付着しています。
どうやら石垣の間には「苔類」も付着しているようです。

     石垣に付着している「藍藻類」等

そういえば小学校の何年生の頃か忘れましたが、
夏休みの研究で、苔を集めて標本にした事があります。
もう少し下ると「苔類」の宝庫のような場所が有りました。
ここはどうやら雨水が集まるようなところです。

       湿ったところにある苔類

少し歩いて建物の側面を見ると、
板壁がべっとりと緑色になっています。
これは明らかに「藻類」です。
ここは建物の北面で直接日光の当たらない場所です。
もちろん神社の境内なので周囲に木立のある環境です。
壁は木製なので水分が常時残留する環境です。

      板壁と基礎にある「藍藻類」

帰り道の松並木の始まりの場所にあるセメン瓦の屋根には、
びっしりと「藍藻類と」「地衣類」が付着しています。
さらに苔類が付着しています。
この建物は恐らく60年以上前のものと思われます。
「地衣類」の成長は遅いらしいので、じっくりし付着したものと思われます 。
外壁にはトタン板が使用されており、錆が発生しています。

 セメント屋根に付着している「藍藻類・地類・苔類」

今年も皆さんには興味ないお話に付き合って頂きありがとうございました。

来年も宜しくお願いします。