2022.03.05
前回の緑色四角で地衣類の無い箇所がありました。
その一箇所はひょっとして屋根材固定の銅線の位置ではないかと。
指摘していましたので、これが正に証拠の写真です。
銅線がクルリと捲かれている箇所には地衣類が付着していません。
銅イオンが見事に「地衣類」生育を阻害しています。
銅線固定の三又部
同じ屋根面にある「地衣類」です。
かなりツブツブ感のある「地衣類」です。
ツブダイダイゴケでしょうか。
ツブダイダイゴケか
こちらの写真は少し下方に付着している「地衣類」です。
少しホワホワとした感じがします。
別の種類の「地衣類」でしょうか。
同じ種類の「地衣類」でしょうか。
同じ種類の「地衣類」でも生育環境により異なった形になると、
何かの図鑑 ? に書いてあったような気がします。
これは谷部に付着しているので、ホワホワとしているのでしょうか。
持って帰って成分を調べれば分ったかもしれません。
この頃は「あっ黄色な苔が生えている」程度の興味しかありませんでした。
良く写真を撮っていたものです。
ホワホワの「地衣類」
このお家には天窓が2箇所ありました。
採光不足のお部屋には天窓を作ります。
通常は屋根に窓を開けると3倍の光を得られるように考えられています。
但し、庇の下や天井の造り等周囲の条件によりこの倍率は異なります。
屋根に穴を開けるので、取り付ける材料によりデザインや性能も異なります。
幸いな事 ? にこの屋根には2種類の天窓が付いています。
一つ目は次の写真にあるような屋根材と同じ形状のガラス製天窓材です。
残り一つはその次の写真にあるフラットなガラスを取り付けた箱状の通常タイプなものです。
下記写真は見ての通り屋根材と同形状のガラス型天窓材が6枚使用されています。
従って下の部屋の採光箇所は瓦の割付位置が優先されます。
外観デザインは屋根形状が同じのガラス瓦なので全く違和感は有りません。
ただ、瓦取付桟の面積だけ採光面積を引かれますので効率は悪くなります。
経年によるシール材の汚れやホコリが気になる事はあります。
少し高価なので予算とデザイ検討の必要があります。
ガラス瓦廻りの両側に「地衣類」の付着状況は何ら違和感がありません。
瓦の上部(棟側)や下部(軒先側)も同様です。
谷部にも山部にも「藍藻類」「地衣類」が付着しています。
写真の右側が光と影の関係で、少し暗く「藍藻類」「地衣類」の付着が多いように見えます。
ガラス瓦型の天窓
通常はこの様な天窓が多くあります。
この天窓はガラスの反射から見ると2階ケラバ天井下に付いています。
これは採光面積に加算されるのか、池本工務店の設計士に聞いて見て下さい。
ケラバ天井下の箇所は雨掛かりが無いので「藍藻類」「地衣類」の付着がありません。
雨押え金物との取り合いには埃が付着している程度です。
天窓の上部(棟側)や下部(軒先側)も同様です。
従って「藍藻類」「地衣類」の付着がなく綺麗なものです。
フラットガラス天窓
前回で説明した一般部の「藍藻類」「地衣類」の付着について
少し拡大した写真が下記写真です。
よく観察すると谷部には軒先に下るほど「藍藻類」の付着が多いように見えます。
特に棟部から下がった赤い直線から下方。
次の赤い破線から軒方に下るに従って「藍藻類」が多く濃く見えます。
三段の「地衣類」付着模様