2022.03.26
前述のように北面の地瓦部には「藍藻類」の付着が多くあります。
立体状には凸凹がありますが、縦ラインの接合部のみが明確に分かります。
付着量に多少はありますが、やはり不連続な形です。
右端には異質の白い「地衣類」もあります。
北側面の「地衣類」
テレビアンテナの足元です。
左側が軒先方向で、右側が棟方向です。
従って雨水は右から左に流れます。
足元から左はほとんど「地衣類」の付着がありません。
雨水の流れで「地衣類」の下層部の菌類の付着が不可能と思われます。
テレビアンテナ足元から流れた雨水跡の少し上に部はグレーの「藍藻類」あり、その上部には黄色の「地衣類」があります。
この位置で屋根の上を流れる雨の量が分かり、湿気量も分かるかもしれないような気がします。
テレビアンテナの足元
南面の隅棟から続く剣先部分です。
棟を固定した銅釘位置から流れるように「地衣類」の無い箇所があります。
左側(南)の地瓦部に比較して右側(西)に「藍藻類」が多いようです。
隅棟の「ハイリッジ」の銅釘周りの模様
又1階の別の隅にあるハイリッジを見てみます。
2階の軒下にあるので、雨掛かり無い箇所は「藍藻類」の付着は凄く少ないようです。
軒先に掛けては「地衣類」「藍藻類」のが付着しているようです。
前写真と同様に銅釘箇所から流れるように「地衣類」の付着が無い箇所があります。
前々回のセメント瓦の「地衣類」その㉖ 『 地衣類・屋根上 Ⅳ 』 にありました銅線での固定箇所と同じです。
軒下の「ハイリッジ」釘周りの様子
固定釘の箇所を少し拡大して見ます。
ハイリッジ棟は半円形の形をしています。
この写真では左側に軒先の剣先部があるので、傾いています。
銅釘の箇所から扇状に「藍藻類」「地衣類」の無い箇所があります。
やはり銅イオンが関係していると思われます。
銅釘周りの模様
一方、水平棟部にある銅釘固定箇所の写真です。
中心の丸い明るい箇所は銅釘の頭です。
次の緑色の円形は銅製のワッシャです。
その下にグレー色ではみ出ているのはフェルト製のパッキンです。
その周囲は「藍藻類・地衣類」も付着していないハイリッジの棟瓦地です。
次の黒い周囲は「藍藻類」ですかな。
そして黄色いダイダイゴケ「地衣類」の付着になります。
この銅固定釘はハイリッジ棟の稜線上に有ります。
従って銅釘・銅ワッシャから流れ落ちた銅イオンは
楕円形に「藍藻類・地衣類」が付着していないエリアを形成しています。
銅釘周りの模様拡大
このように、同質役物「ハイリッジ」棟瓦の上では特徴ある「地衣類」「藍藻類」の付着が見られました。
次回も同じように「かわら27型」と「ハイリッジ」の「地衣類」の観察を行います。
インターネットにあった「地衣類」の写真の続きです。
多くの写真を勝手に編集しています。
前回と同じ様に掲載します。
勝手に編集した「地衣類」写真そのⒻ
どうもありがとうございました。