2022.04.23
自宅を出て、まず北に進みます。
近鉄線路沿いにたどり着くまでは少しの下り坂となっています。
この日は2012年2月28日7時8分の出勤です。
右側のお家は解体されて新しく洋風な住宅が建築中です。
さらに少し進むと和風な陶器瓦の屋根の住宅があります。
その次の角を右折することもできますが、そのまま進んでいきます。
右側に洋風な在来木造2階建の住宅があります。
屋根はカラーベストです。
屋根には霜が降りています。
左側には古い造りの和風住宅があり、樹木に覆われています。
次には洋風な大きな住宅があります。
この写真ではレンガ塀だけで確認できない角度です。
まず北に向かって歩きます
左側のその先には古い住宅跡が整理されています。
その向こうは近鉄電車の線路があります。
近鉄電車のトロール線が見えます。
さらにその向こうの高台に住宅が2棟あります。
左側の高台にある橋を渡った場所にある住宅地です。
左側の住宅の屋根はカラーベストのようです。
屋根には霜が降りています。
その右の住宅は左側が陸屋根 (RC造住宅 ? )で右側が陶器瓦の和風住宅です。
陶器瓦には霜は確認されないようにも見えます。
近鉄電車路線の向こうにある住宅
右側にある和風な住宅の角を右に曲がると一直線な道があります。
このまま進むと T 駅です。
この住宅の次ぎのお家は急勾配屋根のカラーベストです。
少し下って行くと線路の向こうに住宅が観えます。
手前の住宅は3軒続いているようです。
切妻の向き違いの住宅です。
実はこの3軒続きの住宅の両側2軒の屋根比較は少し先の報告となります。
遠くに3軒続きの住宅があります
さらに歩いていると、左側に写真の様な屋根の住宅があります。
これぞ「屋根降霜の見本」と呼びたくなるような住宅です。
落ち棟のある切妻住宅です。
屋根の水平棟に 1P (910mm)の換気棟が設置されています。
水平棟のラインは黒く見えます。
左右の端のケラハ部は300mmの出でケラバ天井が付いています。
下方の軒先は600mm程度の出で軒天井が付いています・
そして屋根面には横に小さなラインが多く流れるように付いています。
又、縦には少し太く910mmピッチで棟から軒先まで付いています。
この縦のラインは建築の専門的に表せばタルキと言われる箇所です。
屋根材が施工されている野地板と呼ばれる下地材を固定する部材です。
通常はタルキと言われる部材は45このお家は910mmピッチに有るので、何故なのか少し疑問の残るところです。
さて白い色の箇所の観察に戻りましょう。
冬の寒い乾いた晴天の風のない朝。
そうです。この白いのは「霜」が付着しているのです。
「霜」は前述のような朝に発生し易く、
摂氏0℃以下の個体です。
白い色の強弱は温度の高低に関係があります。
より温度の低い処が白く、そうで無い処が灰色なのです。
それでは何故白い箇所とそうで無い箇所が出来るのでしょうか。
直ぐに解るのは屋根材カラーベストの温度が違うのではと言うところです。
屋根降雪観察の見本のような住宅
この屋根の表面温度の違いについては過去のブログでお話しました。
2020.10.17熱の移動と水分子を考える『屋根の雪景色と熱と水蒸気移動』の雪が堆積して、一部が融けている屋根を観察します。6つの現象を確認しましょう。
2021.05.01住宅の外部環境と小屋裏・内部環境を考える その⑤『農家小屋の錆びた屋根』
などを再度勉強する事として、
2012.02.28.日の朝の気象条件を調べてみました。
下記グラフは2012.02.27~2012.02.28の2日の外気温、露点温度、水蒸気圧の奈良気象台のデーターです。
更に黄色い箇所が7時から8時の時間帯で赤い破線が撮影開始の7時8分となります。
この時の外気温は摂氏 ― 4℃
露点温度は ― 7℃
水蒸気圧は 3.8Hpa
となります。
この日午前6時~7時の間がもっとも気温の低い時間帯になっています。
気温は前日の15時から徐々に下がっており、水蒸気圧は安定しているように見えます。
更に気温が零度以下の時間は27日の18時から28日の8時の間です。
観測日の外気温・露点温度・水蒸気圧
さらに下記は奈良気象台発表の気象データー(雨・風・日照等)の一部です。
霜の発生し易い日は冬の寒い乾いた晴天の風のない朝。
下のデーター表から赤く四角いで囲ったのが冬の寒い乾いたデーターで
天気欄には晴れのマークで
赤い破線四角で囲った風速乱は1m/s以下の風のないデーター
となり、まさに霜の降りた日となります。
奈良気象台の2012.2.27~28日の気象データー
これから暫らくの期間、通勤途中の屋根の霜模様を観察しながら、
小屋裏の環境の変化を学びたいと考えています。
宜しくお願い致します。
どうもありがとうございました。