2022.08.06
その細い霜着模様を黄色の破線でE邸の外観写真に記入して見ます。
そして少し太い横霜着模様とケラバ位置の太い縦霜着模様を緑の破線で記入してみます。
E 邸 薄いタルキ位置と母屋位置図写真
赤色破線四角の拡大写真に屋根構造パネルの断面図を落として見ます。
何となく屋根パネルのダブルの外枠が太い霜着模様に、
屋根パネルの中補強の小さな桟が細い霜着模様と一致するではありませんか。
屋根パネルと母屋関係図
今まで2017.02.14日、15日、16日のA・B・C・D邸の比較写真を見てきました。
その中で15日の霜の付着は他の日に比較して少ない様に見えます。
そこで気象的に何か特徴があるのか少し比較してみたいと思います。
初めに14日と15日の気象データーを比較して見ましょう。
気温、相対湿度、露点温度、絶対湿度の比較です。
14日破線で15日は実線で表しています。
14日の前日13日の18時の気温は3.8℃で、
15日の前日14日の18時の気温も3.8℃です。
13日の気温は19時以降2.8・1.7・0.2・-0.6・-0.8℃と24時まで徐々に下がっています。
14日の気温も19時以降2.6.・1.4・0.6・-0.2・-0.6℃と同じ様に24時まで下がっています。
両日とも気温の下がりはほぼ同じです。
同じように相対湿度も13日の18時は68%で、
同じように相対湿度も14日の18時は良く似た64%です。
そして13日の相対湿度は73・79・85・87・92・93で、
同じように14日の相対湿度は69・79・85・90・89・91です。
両日とも相対湿度の上がり方はほぼ同じです。
又、水蒸気の量を計る絶対湿度は霜の発生する日はほぼ一定で推移しますので、
13日の絶対湿度は4.3g/m3で朝8時までは4.1~4.4g/m3の間で推移しています。
14日の絶対湿度も4g/m3で朝8時までは4.0~4.5g/m3kの間で推移しています。
ところが朝1時に差し掛かると気温と相対湿度の推移が14日15日で異なってきます。
まず気温が14日には朝1時に-1.6℃・-1.8・-1・-0.6・-0.8・-0.6・朝8時に0.2℃になっています。
そして15日には朝1時に-0.6℃・-0.5・0.5・1.6・1.7・1.6・1.4朝8時に1.2℃になっています。
同じく相対湿度が14日には朝1時に95%・96・94・93・94・91・92・朝8時に89%になっています。
そして15日には朝1時には91%・91・88・80・80・81・81・朝8時に86%になっています。
15日には朝1時から4時に掛けては気温が高くなってきています。
絶対湿度は変わらなく変化していませんので、
2017.02.15のE邸の屋根模様を見てみます。
まず下記写真 E邸は朝6時41分34秒です。
その手前の土手の枯草の葉にも霜が降りていますが、前日14日よりは少ないように感じます。
屋根への霜着も遠目には軒先だけのようにも見えます。
E 邸 2017.02.15 遠景
屋根の水平棟の換気棟部での霜付着に著しい変化は見られません。
左右の端のケラハの出部の霜の付着はケラバ天からの冷気の影響が大きく関わっているようです。
下方の軒先の出部の霜の付着は軒天からの冷気の影響が大きく関わっているようです。
そして屋根面には横にカラーベスト重ね部の小さなラインが多く流れるように付いています。
又、縦には少し太くタルキの箇所に棟から軒先までラインが付いています。
15日に比較して霜の模様はかなり薄いようです。
C 邸 2017.02.15 外観
下記は2017.02.14日の霜模様を表した文章から当てはまらない部分を取り出したものです。
よく見ると455mmピッチに何やら薄くラインがあるように見えます。
この縦のラインは建築の専門的に表せばタルキと言われる箇所です。
屋根材が施工されている野地板と呼ばれる下地材を固定する部材です。
通常はタルキと言われる部材は455~450mmピッチにあるのですが、
もう一度良く写真を見てみます。
縦には910mmピッチに太く霜着模様があります。
その間に薄く455mmピッチにも細く霜着模様があるように見えますが、
14日の写真に比較して、かなり見え難いラインです。
前日より全体的に「霜」の付着はかなり少ないように見えます。
E 邸 2017.02.15 屋根模様
次に2017.02.16のE邸の屋根模様を見てみます。
14、15、16日の3 日の相対湿度・露点温度等のグラフ」を参考にして、
E邸の屋根の着霜を見ていきます。
どうもありがとうございます。