2022.09.17
2021.12.31~2022.0101 の気象データー
私は乗り物に乗ると直ぐに屋根を観察します。
そして、この屋根は築何年位でどの様な人が住んで居る家かと想像します。
「あっ屋根材が飛んでいる。何とかしてあげなくては」
「何も知らないのなら教えてあげなくては」
等々。
お家の周囲の手入れから住人の性格も分るようになります。
一種の職業病です。
さて滋賀と言えば、冬季東京方面に行く時には必ず新幹線が徐行する箇所があります。
彦根から関ケ原です。
ここ等あたりは絶好の雪写真撮影のスポットです。
2015.03.11の朝です。
家々の屋根や田んぼには雪が降り積もっています。
幸いな事に新幹線はやはり徐行してくれます。
関ケ原付近の雪風景
当日の気象を彦根の気象台で調べて見ると下記の様になります。
18時に-0.5℃~0.3℃~ー1.8℃~朝8時ー0.3℃と0℃前後で振れています。
露点温度はー1.6℃~-7.5℃迄下がっています。
相対湿度は92%~63%迄下がっています。
丁度、雪の積もり易い条件です。
2015.03.10~2015.03.11 の気象データー
この条件を2022.01.20~21日の雪の積もる条件のグラフに被せてみます。
そして2022.01.20~2022.01.21を見てみましょう。
外気温(百葉箱内)は前日の18時に-0.1℃から朝3時まで温度が-1.9℃迄上がり下がります。
5時までの徐々にあがりー1.4℃になります。
そして6時に-1.9℃まで下がり8時にー0.6℃まで上がります。
屋根の南面表面温度も18時には-0.4℃から21時まではー0.6℃になり、
3時まではー0.4℃で一定です。更に8時にはー1℃まで下がります。
しかし屋根の北面表面温度は安定しています。
18時から-0.3℃で朝6時まで継続して、8時までは-0.4℃となります。
南面の屋根に何らかの衝撃があり、雪が落下したのでしょうか。
その間外気の相対湿度(百葉箱内)は18時に61.5%から
朝8時の56.4.%まで気温に左右された動きとなっています。
又、小屋裏温度は18時に1℃から朝8時に0.2℃と徐々に下がっています。
同じように屋根の北面野地板裏面温度も18時には0℃から下がり朝8時には-032℃になっています。
因みに小屋裏の相対湿度は18時に58.8%からほぼ一定で8時まで58.9%になっています。
この日は雪に埋もれた屋根の南面の表面温度は前日22時から3時まで-0.4℃と、
北面の表面温度は前日22時から3時まで-0.3℃で安定していることが分かります。
この屋根の温度がー0.3℃のところが雪が積もっている事となります。
2022.01.20~2022.01.21 の気象データー
遠くの山にも積雪があります。
この小さな集落の屋根にも雪が積もっています。
雪の中の集落
一番手前の陸屋根にも雪が積もっています。
その右側の蔵らしき建物のいぶし瓦の棟辺りまで雪が積もっています。
遠くの家々の棟周りには雪はありません。
家の周囲には樹々があり、防風の効果で屋根の雪を少なくしています。
心落ち着く雪景色
手前の入母屋屋根に雪が積もっています。
まだ降り始めなのか、雪ずりは起こっていない切妻屋根です。
静かに雪が積もっています。
あの屋根もこの屋根も雪です
雪景色を見ると妙に心が落ち着きます。
幼いころ山陰の山中で暮らしていた頃と、
同じような雪景色です。