2023.05.13
ⓒの島は神島と言い『日本書紀』によれば天照大神の弟、
須佐之男命が息子の五十猛命と共に、
高天原から新羅国へ天下り、後に船に乗って上陸された地と
言い伝えられている島です。
砂浜から神島へ向かっている岩場は、
ⒽとⒿの間にある岩場で時々貝を採りに行った処です。
ここは須佐之男命が神島に船を繋いだ後、
一行が最終的に陸地に上がられた場所と
伝えられ『神上』と呼ばれていました。
昔はこの島の廻りを船で廻る神事がありましたが、
今はどのようになっているか、60年ほど昔のお話です。
港の南側には五十猛命等を祭った「韓神新羅神社」があります。
又、母のもう一人の弟が住んで居た近くに、“逢浜”と呼ばれる場所があり、
須佐之男命、五十猛の尊、大屋姫、爪津姫が逢った場所とされています。
前回の写真の防波堤の箇所からの写真です。
左手山に大岬灯台・右手の島が神島です
神島のもう少し沖のⒹの海におじさんと紅エイを獲りに行きました。
おじさんは10数メートルー以上垂直に潜水し、
横に這うように50メートル以上進み、
紅エイの集団の後から襲い掛かるのです。
10メートル近くの銛を抱えて後ろから紅エイを突くのです。
私は2~3メートルのヤスを抱えて、
だだ海の上に浮いているだけです。
おじさんは海の中で紅エイと格闘して、
やがてエイを抱えて上がって来ます。
私はそのエイをチューブボートに乗せて岸までたどり着くのです。
下の写真は灯台から大浦の町を見下ろします。
左手が紅エイを運んだ海と浜、左手が大浦港。
中央の少し右手に祖母の墓が見えます。
左手山に砂浜海岸・右手が大浦港(大岬灯台HPより)
さて先週のブログの間違いの話です。
実は添付の写真が一つ足りなくズレていたのです。
残りのブログを書く時に「あれ」と思ってよくチエックしたら判明した訳です。
従って、今回の階級0の写真は初めてで、1つずつズレています。
誠に申し訳有りません。
【風力階級0】 風速 1ノット未満 平穏(へいおん)
/ 静穏(せいおん) /
海上 鏡のような海面
風速0.3m/s未満
陸上 静穏、煙はまっすぐに昇る。
風力階数 0 Calm
【風力階級1】 風速 1-4ノット 至軽風(しけいふう)
海上 うろこのようなさざ波ができるが波がしらに泡はない。
波高 0.1m(0.1)
風速0.3-1.5m/s
陸上 風高は、煙がなびくのでわかるが、風見には感じない。
風力階級1 light air
【風力階級2】 風速 4-7ノット 軽風(けいふう)
海上 小波の小さいもので、まだ短いがはっきりしてくる。
波がしらはなめらかに見え、砕けていない。
波高 0.2m(0.2)
風速1.6-3.3m/s
陸上 顔に風を感じる。木の葉が動く。風見も動き出す
風力階級2 light breeze
【風力階級3】 風速 7-11ノット 軟風(なんぷう)
海上 小波の大きいもの。波がしらが砕けはじめる。
泡はガラスのように見える。ところどころ白波が現れることがある。
波高 0.6m(1)
風速3.4-5.4m/s
陸上 木の葉や細い小枝が絶えず動く。軽い旗が開く
風力階級3 gentle breeze
【風力階級4】 風速 11-17ノット 和風(わふう)
海上 波の小さいもので、長くなる。白波がかなり多くなる。
波高 1m(1.5)
風速5.5-7.9m/s
陸上 砂ほこりが立ち。紙片が舞い上がる。小枝が動く。
風力階級4 moderate breeze
【風力階級5】 風速 17-22ノット 疾風(しっぷう)
海上 波の中くらいのもので、いっそうはっきりして長くなる。
白波がたくさん現れる。(しぶきも生ずることもある)
波高 2m(2.5)
風速8.0-10.7m/s
陸上 葉のある灌木が揺れはじめる。池や沼の水面に波がしらが立つ。
風力階級5 fresh
breeze
このように海上の方がより正確に風の力が分り、
昔から伝承されています。
まだまだ風力階級の話は続きます。
ありがとうございます。