2023.09.16
顧問の坪内です。
いつも池本工務店の事業にご支援頂いてありがとうございます。
前回のブログでは耐風施工法の普及の施工事例のお話でした。
下記写真は現在のホームページの鳥瞰写真です。
この建物で東邦パーライト社も多くの勉強をされたと思います。
「スカイモル」仕様の各部の納まりを多く決定した物件です。
そして、前回施工工具を開発した「武良 宏」氏にお願いして、
「スカイモル」施工の初めから終わりまでビデオテープに収めた物件でもありました。
1.軒先部の納まり
2.隅棟部の納まり
3.水平棟部の納まり
4.ケラバ部の納まり
5.谷部の納まり
6.壁当たり(流れ側)部の納まり
7.壁当たり(水平側)部の納まり
などです。
また赤色矢印棟は体育館になっています。
この体育館の軒先は段積施工と名づけられた
「軒板」を数枚重ねて厚みを見せる方法です。
「スカイモル」とは少し異なりますが、
特殊な納まりなので少しお話します。
「軒先段積・ケラバ段積施工」は
日本建築の「檜皮葺き屋根」や「茅葺き屋根」のように
軒先に厚みを持たせる手法です。
この方法は昭和50年頃に流行り出しました。