2023.11.04
顧問の坪内です。
フランス料理の本日ランチメニューです。
私は少し遅れて席に着くと準備万端です。
メニューは
・ 本日のオードブル
・ ポタージュスープ
・ 牛肉のステーキ
・ デザート
・ コーヒー
「三笠」のフランス料理の始まり
メニューを裏返しにして見ると鹿をデザインして
Since 1909
Nara Hotel
とあります。
奈良鹿のお出迎え
本日のオードブルです。
鮭の厚切りの炙りです。
かなり厚切りなのでポリュームがあります。
それに生野菜が添えてあります。
鮭炙りのオードブル
ポタージュスープです。
これはジャガイモのポタージュスープではないなと思いました。
カボチャのポタージュスープでもないなと思いました。
さつま芋のポタージュスープでありました。
さつま芋のポタージュ
バケットに入れて焼き立てパンを配って来られました。
普通のパンと穀物パンです。
それにバターも添えてあります。
「良し良し」と思い、
思わず穀物パンを割ってしまいました。
慌てて撮った写真がこれです。
しかしまだ口にしてはいませんが。
急いで割られたパン
いよいよメインディシュです。
「牛肉のステーキ 茸を添えて」
ポテトとトマト、青野菜は小松菜ですか
茸が煮込まれたデミグラスソースです。
ナイフを入れるとなんと軟らかく
お腹に納まって行くのです。
こんな感じでアインシュタインも
食されたのでしょうか。
牛肉のステーキ 茸を添えて
そしてデザートは
お抹茶入りのムースにクリームの上に黒豆
それに寄り添う棒状のホワイトチョコレート
赤いヘビ状のイチゴソースの頭にブルーベリー
キュウイとチョコレートバウダーを振りかけたアイスと洋ナシ
デザートのお抹茶入りムース等
とコーヒーをブラックでいただきます。
ご馳走様でした。
ダイニングルーム「三笠」)の北西窓側席の
人の向こうに奈良風景のを見ると
遠くに興福寺五重塔が見えています。
なんと贅沢な空間でしょうか。
左側窓に興福寺の五重塔が
奈良ホテルの基本設計は辰野金吾が手がけたらしいのですが、
現場監理は当時ホテル建築の経験をもつ辰野の後輩にあたる
建築家・河合浩蔵が引き継ぎ担当したと言われています。
東大寺や春日大社、興福寺など奈良公園一帯の歴史や建物をアレンジした
装飾品の数々の実施設計を誰が行ったのかは
今のところはっきり分からないようです。
このように、辰野以外の人達も多く関わり合いながら
「奈良ホテル」は継続してきたようです。
「三笠」の格天井と装飾品は迎賓館に相応しいようです。
「三笠」の格天井とシャンデリア
そして、床を見ると華やかな花模様の絨毯です。
関・フロントから2階階段等ここまで続く廊下は
迎賓館に相応しい全て真っ赤な絨毯でした。
「三笠」間の花柄絨毯
私はビールの小瓶を頂いたので、追加料金700円です。
右下の会計で払います。
ふと前を見ると ② でお話した100年前の「三笠」の写真が掛っています。
そして斜め前の壁には「大時計」が
この時計、何人の食事を見守って来たのでしょうか。
今日奇しくも私もその一人に加わったのです。
「三笠」の間に掛かる大時計
「奈良ホテル」ご馳走様でした。
辰野金吾と「奈良ホテル」との関わりは
いかほどのものであったか知ることはできません。
多くの人たちが「あの辰野金吾先生の奈良ホテル」
と訪れたことは間違いありません。
私もその中の一人なのです。
ありがとう古都を賑わす蝉しぐれ
どうもありがとうございます。