2024.03.02
これらの資料を棒グラフにして見ます。
先の調査で平成7年度の全国シェアーが近畿地区のシェアーに近いことが分っています。
年度別屋根材のシェア比較棒グラフ
2.地域別屋根材(平成29年度)
近畿地区シェアーと全国平均シェアーの屋根材シェアー比較をみて、更に平成7年度と比較します。
緑色数値が平成7年度
①和瓦 18.7% →
16.1%27.4%
②スレート瓦系 32.7% → 44.9%46.4%
③ガルバリュウム鋼板等 37.8% → 31.8%22.6%
④ガルバリュウム鋼板等以外 4.3% → 1.5%
⑤屋根一体型太陽光パネル 1.4% → 2.4%
⑥その他 5.2% → 3.3%3.4%
近畿地区シェアーは②のスレート系屋根材⑤の屋根材一体型太陽光パネルが
全国平均より高いシェアーに表れています。
和瓦は平成7年度では27.4%のシェアーを持っており
それ以前では60%以上のシェアーを持っていました。
地域別屋根材のシェア表
これらの資料を棒グラフにして見ます。
全国平均に似たシェアーの地域は近畿地区と関東地区と言えます。
そして首都圏でのスレート瓦のシェアーは高く61.9%あります。
首都圏では40年以上この傾向は続いています。
地域別屋根材のシェア比較棒グラフ
3.屋根形状別屋根材(平成29年度)
屋根形状別のシェアーは黒色数字をみます。
①和瓦 18.7% → 50.0%(入母屋屋根)
②スレート瓦系 32.7% → 54.3%(寄棟屋根)
③ガルバリュウム鋼板等 37.8% → 70.1%(片流れ屋根)
屋根形状別屋根材のシェア表
これらの資料を棒グラフにして見ます。
切妻屋根と寄棟屋根は和瓦とスレートが多くあります。
入母屋屋根は歩と等が和瓦となっています。
寄棟屋根はスレート瓦が多いようです。
屋根形状別屋根材のシェア比較棒グラフ
一方、台風201821号屋根被害の項目としては過去使用された屋根材が主体で調査したインターネットの写真を見て
①和瓦(陶器瓦、粘土瓦、セメント瓦、洋瓦等)
②スレート(フルベスト、パミール、カラーベスト、ナチュール、大和スレート等)
③金属(折版・瓦棒・横葺き・平板系の亜鉛鉄板)
④波スレート(大波スレート、小波スレート等)
⑤アスファルトシングル(日本製、アメリカ製、カナダ製等) と分類しています。
住宅支援機構の屋根材分類項目
①和瓦②スレート瓦系③ガルバリュウム鋼板等④ガルバリュウム鋼板等以外⑤屋根一体型太陽光パネル⑥その他
を見て私にはどうも違和感があり、支援機構の過去・分類を探して見ると平成11年度の屋根種類の項目は
①粘土瓦(和形)②粘土瓦(洋形)③セメント・スレート瓦:和形④セメント・スレート瓦:洋形⑤セメント・スレート瓦:彩色石綿板⑥ 金属板⑦その他
となっており、屋根種類を分類した雰囲気が少し分るのようです。
例えば重量・素材系で分類するのなら①粘土②セメント③金属(耐震資料に使用可)
形状系で分類するのなら①厚型②薄型
デザイン系で分類するのなら①和型②洋型③自由変形
などの組み合わせとするなど、何らかの方向性を示して提案して欲しいものです。
住宅支援機構平成11年度素材・形状・デザイン比較によるシェア表
住宅支援機構平成11年度素材・形状・デザイン比較によるシェア棒グラフ
今後は何かもっと興味ある分類でシェア比較ができるデーター発表を期待します。
ありがとうございます。