2024.05.11
5) ケラバ部の被害(18件17%)
唐草板金固定の納まりはあまり使われていない様です。
唐草の固定は一般の職人さんでは防水を考慮した吊り子留めやハゼ留めです。
ただ近頃のメーカー仕様書も直接野地板に止める構造(脳天留め)になっており、
吊子止めでは無く、ビス止めに成ってきています。
(ビス止めは水がビスの螺旋に沿って入水するので防水的には不利となります。)
唐草役物固定補助金具を使用すれば完璧ですが、
軒先部と同様に使用されている物件は少ないようです。
近年新しい補助金具を出願しているメーカーもあるようです。
ケラバ部板金を直接留めしている物件は
固定ビスをシーリング補修しています。
(経年劣化によるシーリング切れ)からの入水は免れません。
金属屋根のケラバ被害箇所
金属メーカーが推奨しているケラバ部唐草役物固定補助金具の納まり図です。
この唐草役物固定補助金具は野地板下端からの水の吸い込みも防止します。
特に3階建て以上の建物のケラバはこの箇所が弱点です。
ほとんどの板金職人さんはこの役物無しの施工をします。
これからの台風被害が増える理由となります。
金属屋根のケラバ納まり図
一般的な金属屋根被害の写真でした。
次回は金属屋根の全体的な飛散の写真被害をみましょう。
ありがとうございます。