2024.11.02
「 折板屋根の軒出長さにおける耐力比較試験 」
1. 鋼板製外装材に要求される性能
①耐風圧性能が不足すると強風時に飛散等の損傷が発生します。
⓶当該建築物の機能損失だけでなく周辺建築物等へも
2次被害を発生させる可能性があります。
としてあり一番に被害発生の重要性を表記してあります。
そして、強風被害を軽減するには
鋼板製外装材の耐風圧性評価を基にした構造計算や
適切な施工を行うことが重要と指摘しています。
MSRW2014より
「MSRW2014」書の中に試験を行った参考図があり、下記は軒先の納まり図です。
タイトフレーム・タイトフレーム受け・タイトフレーム受け梁の位置が明記してあります。
そして軒の出は折版の山高さから規定されています。
MSRW2014より
新しく出される製品はそれなりに、性能試験をされています。
どの製品も「本体」そのものの試験は行いますが、
周辺部や他部位との取り合いの細部試験がおろそかになります。
今少し金属折版屋根を探ってみましょう。
ありがとうございます。