2024.11.16
2021年3月のグーグル写真
と言うような関係で「地衣類」と関わりを持ちました。
そして今回「南方熊楠」の足跡を訪ねた訳です。
「南方熊楠記念館」のある白浜の番所山
第二駐車場の横に案内看板があります。
記念館のある頂上まではかなり急な坂道のようです。
番所山の案内看板
私は「南方熊楠」が「地衣類」と関わった事を知ることです。
標高32.5mの番所山一帯は、
田辺湾の南端に位置しています。
この記念館の屋上からは円月島や塔島を望む
風光明媚な自然公園のようです。
その昔、寛永20年(1643年)、この地に遠見番所が置かれ
異国船の監視に当たったことから
「番所山」と呼ばれるようになったらしいのです。
勉強家のKさんは熱心に案内文を読んでいます。
番所山の案内看板
公園内には、熱帯および亜熱帯で見られる植物が
多数自生しているので、和歌山が南国の島と等しい
生態系を持っている場所と言われるようです。
それにしても私にはキツイ道です。
よく整備された遊歩道ですが熱帯や亜熱帯の
植物を見ながら荒い息をしています。
この山には熊楠が得意とした「十二支考」をモチーフとした
彫刻もあるらしいのですが、
このままだと時間が無くて見られそうには有りません。
記念館はまだかな。
「番所山」の登り坂道
ここは和歌山県出身の博物学者・生物学者・民俗学者として知られた
「南方熊楠(みなかたくまぐす)」の功績を顕彰した記念館です。
随分と昔から白浜には来ていたのですが、
田辺の実家を含めて「南方熊楠」に触れる事はありませんでした。
やっと、行きたくなったのは私も熊楠が無くなった74歳を超えて
行動範囲が狭くなってからです。
「熊楠記念館の玄関先」
玄関を入ると左手にビデオ観賞場所があります。
15分ほどの内容を見ることでこの記念館の概要と
「南方熊楠」の事が少し理解できるとの事で、全員で鑑賞します。
「南方熊楠記念館」のビデオ観賞
皆さん、熱心なような眠いような。早く展示室に行きたいような。
微妙な顔つきでのお付き合いです。