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2025.07.24

番外編 近鉄アート館『星降る街に住む君へ』 ①

久しぶりの天王寺で・顧問坪内です。

近鉄アート館へ「小野美音」ちゃんに会いに行って来ました。
今、住んで居るマンシヨンのエレベターでいつも子犬を抱えて
散歩に連れて行く途中に出会うのは山内さんです。
近頃見かけないと思っていたら、子犬は死んでしまったらしいです。
子犬の歳は、15~6歳とか言われていたような気がします。
山内さんの曾孫ちゃんが、「小野美音」ちゃんです。
管理人さんに言われて「近鉄アート館」に「美音」ちゃんの出ているお芝居に行ってきました。
環状線に乗って、JR天王寺駅の東口から出て右側を見上げると、
天王寺のシンボルビル「阿倍野ハルカス」です。
最上階の展望所には何年か前に孫の俊平と上って以来です。


                    阿倍野ハルカスビル


そして正面直ぐ左側には「新宿ごちそうビル」があります。
なぜこんなところに「新宿」と名前の付いたビルがあるのか。
東京と大阪を比較すると「東京駅」が「大阪駅」なら、「新宿」が「天王寺」になります。
そして「池袋」が「鶴橋」かもですね。
何処かの誰かが言ったことがあり、おそらくこのビルのオーナーが納得して、
「これだ」と思って名付けたのではないかとの予測です。
私も50年程前には「近鉄南大阪線」の「道明寺」で下車して、
石川のつり橋を渡って、柏原市玉手山に住んで居ました。
この天王寺界隈では当時の若者たちにもナカナカの賑わいでした。
(
もう少しお話ししたいのですが、美音ちゃんの芝居から脱線しそうなので)
そんな訳で天王寺東口の向かい正面から、入り口直ぐのエレベーターに乗ります。

           新宿ごちそうビル


会場のある8階までは割とスムーズに行けました。
降りて直ぐは三井住友銀行があり、
その横を通り抜けると『近鉄アート館』会場があります。
入口では、お客様がパラパラと入場しています。
左側には「星降る街に住む君へ」のポスターが貼ってあります。

             会場入り口


私が男だからでしょうか。
『星降る街に住む君へ』の題を聞いた時には
「ははぁーん」これは演歌歌詞にあるように
恵比須町あたりの居酒屋の女将のお話ですな。
昔、田舎で好きで別れた呉服屋若旦那様がいました。
その人の息子が大阪の大学でラグビーをしていました。
女将の娘が偶然にもそのラガーマンと友達になり、お店に連れてきました。
女将はそのラガーマンの容姿や話し方があまりにも
昔好きであった彼に良く似ているので不思議に思いました。
前半は昭和30~40年代高度成長期の都会に出て行く若者たち、
後半は昭和50年代の「飛んでけ青春等」ドラマのような物語
と言うような展開で進んでいくように思われます。

   「星降る街に住む君へ」ポスター拝借


それでも待てよ。
先日、観た高橋
克典主演『大岡越前』の小野美音ちゃんは
藤山直美の孫になって、最後はえらい泣かせたなぁ。(NHKアラスジを少しアレンジ)

高橋忠相は、岡っ引きの誠三が
金貸しの(藤山お甲)と組んで高利で
大店を脅していることを知ります。

藤山お甲は古くに、うどん屋を火事で失います。
幼い娘おきよを養子に出した過去があり辛い思いをしたのです。


ある日、藤山お甲は海辺で行きずりの女、美代とその娘小野お玉に出会います。
小野お玉は娘のおきよによく似ていて、持っていたお手玉が
娘のおきよに渡したお手玉ではないかと気にかかります。
美代が酔いつぶれた時、高橋忠相の息子が美代を送るのを手伝って
小野お玉から「お手玉は本当の母おきよにもらった」
「美代は本当の母ではない」と聞きます。
小野お玉が亡き娘おきよに瓜二つであることに
(
藤山お甲)は動揺をします。

NHK大岡越前「涙のお手玉」スチール写真を拝借


高橋忠相は、「鬼婆ア」と呼ばれている金貸しの藤山お甲が、
乱暴者の求次郎に報酬を渡して
小野お玉を助けさせようとしたことから、何かが見えてきます。
神社で祈る藤山お甲に、忠相は「おきよは6年前にお玉を産み、亡くなった。
孫の小野お玉は美代に育てられている」とお話しします。
藤山お甲は「そんなはずはない」と動揺しながら立ち去ります。
さらに、藤山お甲が小野お玉の祖母であること、
美代が他人(おきよ)の子を大切に育てたことを知るのです。


おきよは養子先で実子ができたために奉公に出されます。
奉公先の主に手を出されて妊娠させられて、追い出された末に死産したのです。
その後、おきよは飲み屋で働き、美代と意気投合したのです。
しかし客の子を産んだ直後に亡くなったことが明かされます。
藤山お甲はこれまでの高利貸しの悪どい罪を認め涙します。
小野お玉はお手玉を渡して藤山お甲を「おばあさん」と呼びます。

高橋忠相はお藤山甲に財産没収と小野お玉と暮らすようにとの裁きを言い渡します。
ここで藤山お甲が上手に視聴者を泣かせるのです。
きっとこのお芝居も「小野美音」ちゃんが一緒になって泣かせるのだろうな。

NHK大岡越前「涙のお手玉」スチール写真を拝借


と言うようなお話が頭の中をぐるぐると廻り乍ら、キップを貰います。
頂いた切符の番号は A席 C5-9 です。
この劇場は移動式の椅子で、興行内容により
椅子を移動させるタイプのようです。

    近鉄アート館8階席順表(パンフレットより)


移動式の椅子は写真のように並んでいました。
演技者が観客の中に溶け込む仕様です。
入口は図面の右下側です。
写真では真下隅に当たります。

   近鉄アート館8階劇場内部(パンフレットより)


スケジュール表には 7月19日(土)13:00/17:00 開演とあります。
足元の悪い中を案内されて席に着きます。

「皆さん携帯電話の電源をお切りください。」
「スマートフォン・カメラでの撮影は禁止です。」
この案内で臨場感のある写真の掲載は出来ません。
写真を見ながらの記憶の呼び戻しもおそらく無理です。
近頃の私は写真を見ながら記憶を辿り乍ら書くからです。

『記憶は飛んで』
「近藤まちひこ」になりそうです。

暫くの休息をお願い致します。
ありがとうございます。