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2025.08.23

番外編 ちゃぶ台パル8※『SAKUMA』初舞台

顧問の坪内です。

2025.08.10
 梅田の『ちゃぶ台パル8※
8※寄席〜飛んで火に入る夏の笑い〜』がありました。
『ちゃぶ台パル8※(ちゃぶだいぱるはちこめ)と言います。
何故このような名前になったのかは知りませんが、
取り敢えずは今回『孫の咲磨』が落語で初出演するという事でお邪魔したお店です。
事前に調べて、「JR大阪駅」より徒歩13分と確認しましたが、
電車を降りると、急に雨が降り出して、少し遠回りしたので時間が掛りました。


グーグル地図で『ちゃぶ台パルバル8※の位置


雨の中を勇んで行くと、少し早かったのか先客がお店の横でお待ちかねです。
お店の雰囲気を味わうために正面から写真をパチリ、先客と共に隣の軒先で雨宿りです。
所謂、昭和のチョットした喫茶店風で、ランチメニューが近所のおばちゃんを誘った店構えです。


    『ちゃぶ台パル8※の店先


創作料理が美味しいと評判のお店で梅北界隈では噂のお店です。
店内は隠れ家のような雰囲気で、ちゃぶ台を囲んで寛げる憩いの場所です。
美味しそうなタコスの写真がズラリとあります。


    『ちゃぶ台パル8※のメニュー


今日の開演は17時から始まり、上演時間は1時間20分ほど。
料金は大人1,500円(1ドリンク付)小学生以下500円です。
そんな訳で、やっと少し概要が分って来ました。
そして、出演は加瀬ひろし(紙芝居)、肯定ペンギン(ダンス)、SAKUMA(落語)
 Hopinsongs
(歌)、マスクド・コメディアン(漫談)、もりたみえ
の人達がどのように集められたかは不明です。


8※寄席〜飛んで火に入る夏の笑い〜』のポスター


まず最初に、今日のイベント紹介の「もりたみえ」さんです。
心のままにやりたい事をやりたいだけやっています。
好きなこと続けていたら寄席やってました。
梅北の興行師になれたらと思っています。


     『もりたみえ』さんの紹介


次に2番バッターの『SAKUMA』君が登場です。
メジャー野球の世界では最強は2番とか、ドジャースの大谷君は2番打者です。
SAKUMA』君のプロフィールには「尼崎が産んだ小学生3年生の噺家」とあります。
更に、趣味は「寄席に行く事」好きなテレビは「笑点」。

今日の題目は『桃太郎』お囃子に載っての登場です。
「どうもー。」
「咲磨です。」
先ほどこのお店でタコスを戴きました。
まず一つ目、二つ目、三つ目、四つ目、
五つ目、六つ目、七※で八※(はちこめ)まではいけませんでした。()
(
ここの掴みはまずまずですね。)


       SAKUMA』初舞台


おい太郎、太郎!なにしてねん、早く寝なさい。
眠くないよ。
眠くなくても寝なさい。
父ちゃんが面白い話をしてやるから、寝なさい。
そして、寝ながら聞きなさい
寝ながら聞きなさいは無理だよ。
寝るなら寝る。
聞くなら聞く。
でないといっぺんに両方はできないよ。
それをやらせると、パワハラなんよ。()

父ちゃん。()

昔、昔、のなー。昔、昔って何時よ。 
何時、何時ってそりゃ昔だよ。
今が発見されていない時代だよ。だいぶ昔だな。

それであるところにな。 あるところてって、どこよ。
ど、何処って何処だっていいじゃないか。
そんなことは何処でもいいんだ。
おじいさんとおばあさんがいたんだよ。

歳は 歳が無い時代や
昔はあったんや。そういう時代が。

そんなことはないよ、1年経ったら1歳なるはずや。
それでどうなったの。
火事で焼けた。()


       SAKUMA』熱弁


おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯へ出掛けました。
すると川上から大きな桃がどんぶらこどんぶらこ流れてきました。
おばあさんそれを持ち帰って割ってみると、中から男の子が出てきました。
この子に桃太郎という名前を付けました。
ちょっと待って、さっきは名前の無い時代や言うてたな。
名前は名前のない時代から、今は最初に名前がついた時代になったんや。
えー。(笑い)

この子がどんどん大きくなって、犬とサルとキジを連れて、鬼ヶ島に鬼退治に行ったんだ。
そして悪い鬼をやっつけて、宝物をゲットしておじいさん、おばあさんと幸せに暮らしましたとさ。
あぁ目出度し、目出度しと。
寝なはれ、早よ寝なはれ。()

父ちゃんは話し方が雑なんや。()

この話は誰が聞いても分るようにしてあるんだ。
東京の人が話して、北海道人が面白くない話。
広島の人が話して、沖縄の人が聞けるようにしてあんんだ。
わざと、むかしむかしあるところにと言ってぼかしてあるんだ。

それで大きくなって、鬼ヶ島へ鬼を退治に出かけた。
途中で犬とサルとキジをお供に伴って、これにもちゃんと訳があるんだ。
犬は三日飼われるとその恩を忘れない。
サルはサル知恵があって知恵がある。
キジは卵を獲りに来た敵に、自分の羽根を切って立ち向かう勇気がある。

鬼が島に鬼がいると言うけれど
本当は鬼が島には鬼はいないんだよ。
世間をたとえているんや。
渡る世間に鬼はいないと言うけれど
本当は渡る世間は鬼ばかりなんや。()

分かったの。ねえお父ちゃん。父ちゃん?
zzz
 ん~、zzz ん~、
あ~あ~、父ちゃん寝てもうたよ。()
親なんてのは罪が無いね。()

SAKUMA』の初舞台、無事終了。
良かった。良かった。

加瀬ひろし
 関西を中心に活動している紙芝居屋さん。 オリジナルの紙芝居をお届けしています。