2025.11.08
『令和6年台風10号資料』気象庁気象データー関係より
下地図はそれらの発生場所と被害の大きさです。
宮崎県は被害が大きすぎ広範囲なので別途記載します。
①鳥取県西伯郡 8月27日17時00分 竜巻 約45m/s(JEF1)
②埼玉県川越市 8月29日21時10分 竜巻 約35m/s(JEF0)
③埼玉県蓮田市 8月29日22時00分 竜巻 約35m/s(JEF0)
④岐阜県海津市 8月31日06時00分 不明 約35m/s(JEF0)
鹿児島から埼玉は1000km、鳥取は500kmも離れています。
『令和6年台風10号資料』気象庁気象データー関係より
宮崎県内では
①宮崎県宮崎市佐土原町 8月28日13時50分 約60m/s(JEF2)
⓶宮崎県宮崎市赤江 8月28日22時50分 約65m/s(JEF2)
③宮崎県東諸県郡国富町 8月28日23時20分 約45m/s(JEF1)
④宮崎県宮崎市佐土原町 8月29日00時00分 約65m/s(JEF2)
⑤宮崎県西都市 8月29日00時40分 約65m/s(JEF2)
⑥宮崎県児湯郡都農町 8月29日02時10分 約60m/s(JEF2)
⑦宮崎県東臼杵郡門川町 8月29日03時20分 約45m/s(JEF1)
⑧宮崎県宮崎市佐土原町 8月29日05時00分 約35m/s(JEF0)
が記録され被害も甚大なものになりました。
『令和6年台風10号資料』気象庁気象データー関係より
Fスケール(藤田のスケール)については以前『竜巻』の項で少し学んだと思いますが、「JEFスケール」等は以下の通りとなります。まずFスケール(藤田のスケール)とは、竜巻やダウンバーストなどの風速を、構造物などの被害調査から簡便に推定するため、 1971年に当時シガ大学の教授であった故・藤田哲也氏により考案された風速のスケールで、世界的に採用されています。 日本ではこれまでF4以上の竜巻は観測されていないと言われています。更に(JEF0)の記号で示されている数値は2016年(平成28年)に日本向けに修正された記号です。
下表のような内容です。
『令和6年台風10号資料』気象庁気象データー関係より
竜巻については以前
2022.11.19 建物の外部被害に関わる資料 その 1 『竜巻①』から
2023.04.22 建物の外部被害に関わる資料 その 15 『竜巻⑮』まで少し学びました。
それから私の知識も少し変化し、学術論文も増えてきました。
ここで少し気象庁の資料を参考にしてオサライをして見ますと
竜巻などの激しい突風とは
発達した積乱雲からは、竜巻、ダウンバースト、ガストフロントといった、
激しい突風をもたらす現象が発生します。
主な突風の種類は以下のとおりです。
この他に晴れた日の日中などに地表付近で温められた空気が
上昇することにより発生する「じん旋風」などがあります。
なお、竜巻発生確度ナウキャストや竜巻注意情報では、
「激しい突風」をイメージしやすい言葉として「竜巻」を使っていますが、
ダウンバーストやガストフロントに対する注意も含まれています。
主な突風の種類と特徴
竜巻とは積乱雲に伴う強い上昇気流により
発生する激しい渦巻きで、多くの場合、
漏斗状または柱状の雲を伴います。
被害域は、幅数十~数百メートルで、
長さ数キロメートルの範囲に集中しますが、
数十キロメートルに達したこともあります。
『竜巻に関する資料』気象庁HP関係より
ダウンバーストとは積乱雲から吹き降ろす下降気流が
地表に衝突して水平に吹き出す
激しい空気の流れです。
吹き出しの広がりは数百メートルから十キロメートル程度で、
被害地域は円形あるいは楕円形など
面的に広がる特徴があります。
『竜巻に関する資料』気象庁HP関係より
ガストフロントとは積乱雲の下で形成された
冷たい(重い)空気の塊が、
その重みにより温かい(軽い)空気の側に
流れ出すことによって発生します。
水平の広がりは竜巻やダウンバーストより大きく、
数十キロメートル以上に達することもあります。
『竜巻に関する資料』気象庁HP関係より
気象については私たちの知らないレベルで日々進歩した情報が
取り入れられているようです。
新しい情報の内容を報道する時、
いつの時点での内容かを把握するのは中々難しい問題です。
近年は台風時に発生する『竜巻』情報が独り歩きしているようです。
そのような情報をもう少し学んでみましょう。
ありがとうございます。