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スタッフブログ
建物の外部被害に関わる資料 その 79 『竜巻 ⑳ 』
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2025.12.20
建物の外部被害に関わる資料 その 79 『竜巻 ⑳ 』
顧問の坪内です。
いつも池本工務店の事業にご支援頂いてありがとうございます。
さて前回の続きです。
2024
年
8
月
31
日,
9
月
1
日および
10
月
5
日
『
熊本大学 友清衣利子氏
』
等の調査団
の写真とは別に
UMK
テレビ宮崎の記事に
「
台風
10
号から
1
カ月、宮崎市の被害と復旧の現状
(
2024
年
10
月
05
日
)
」と下記の写真がありました。
「解体する準備はされているけどいつ解体できるか分からない状態」
との文が記載されています。
「テレビ宮崎の竜巻報道」
より
下の地図は前回の写真
8
の急勾配住宅と
今回の鉄骨造倉庫の
2
箇所の位置を示したものです。
『
熊本大学
友清衣利子氏
』等
の調査団
は
一つの地図に2つの発生竜巻を示されています。
今回の鹿児島・宮崎の台風
10
号に伴う竜巻は
宮崎だけでも数箇所の竜巻が発生しています。
大淀川を挟んで竜巻は
2
個発生しています。
少しの時間差
(
約
15
分間
)
で発生しているので、
住民はかなり驚いたのではないでしょうか。
最初に北側
(
地図では上側
)
の竜巻が発生し、
次に下側の竜巻が発生したようです。
左側グーグル衛星
(2025)
写真右側
『
熊本大学 友清衣利子氏
』
等の調査団報告書
より
下の写真
14
は大きな建築材料販売店の倉庫と思われます。
金属外壁材を木胴縁下地に固定してあります。
飛散位置は幹線道路
(
城ヶ崎通り
)
沿いで
南側面の西寄りの箇所です。
調査時には暴風雨対策用に内側から
ブルーシートで防水保護をされています。
木下地への固定はスクリューウ形状の
ステンレス釘
(
白色塗装釘
)
を使用していると思われます。
写真
15
を観察すると塗装釘が残っているので、
釘頭から鋼板製外壁材が抜けていると思われます。
おそらく固定釘が目立たないように頭の小さい釘で
固定されていたのではないかと思われます。
『
熊本大学 友清衣利子氏
』等の調査団報告書
より
グーグルストリートビュー写真
と
グーグル衛星写真
です。
左側の写真がグーグルストリートビュー写真
(2022
年
)
で
赤色楕円部一部が飛散しています。
『
熊本大学 友清衣利子氏
』等
調査団は
壁が『剥落』と表現されています。
釘が残っている状態なので、この箇所にかなりの
負力が働いたものと考えられます。
右側は建物全体のグーグル衛星写真
(2025
年
)
で被害箇所はオレンジ色楕円部となります。
屋根は青い折版屋根で損傷のある北側には
1/3
にブルーシートが掛けてあります。
左側グーグルストリートビュー
(2017
年
)
、右側グーグル衛星
(2025)
写真より
以下は『宮崎地方気象台 福岡管区気象台』の調査報告書の一部です
現地災害調査報告 令和
6
年
8
月
28
日から
29
日にかけて宮崎県で発生した突風について
1 概要
2 突風調査結果
1)
宮崎市佐土原町(
28
日
13
時
53
分)
2)
宮崎市折生迫から青島(
28
日
22
時
40
分頃)
3)
宮崎市赤江から柏原(
28
日
22
時
50
分頃)
4)
宮崎市赤江から小松(
28
日
23
時
05
分頃)
5)
東諸県郡国富町(
28
日
23
時
30
分頃)
6)
宮崎市佐土原町から児湯郡新富町(
29
日
00
時
00
分頃)
7)
西都市(
29
日
00
時
40
分頃)
8)
児湯郡都農町(
29
日
02
時
10
分頃)
9)
東臼杵郡門川町(
29
日
03
時
20
分頃)
10
)宮崎市佐土原町(
29
日
05
時
00
分頃)
3 気象概況
4 防災気象情報の発表状況
5 被害集計
6 気象レーダーによる竜巻親雲の状況
参考資料
(注)
本資料は、最新の情報により内容の一部訂正や追加をすることがあります。
データの精査により、即時的な公表から評定結果を変更した箇所については、別紙に示します。
令和
7
年
3
月
28
日
宮崎地方気象台 福岡管区気象台
下記地図は
『
熊本大学 友清衣利子氏
』等
の調査団の地図北側
(
上部
)
に位置する竜巻です。
『宮崎地方気象台 福岡管区気象台』の調査報告書では
3)
宮崎市赤江から柏原(
28
日
22
時
50
分頃)
と表現されています。
更に下記左側の地図の赤色破線四角部薄赤色部は
右側破線四角部の黒色円形点在部となります。
その中で緑色星印部は屋根が飛散した写真
8
の
急勾配屋根住宅となります。
『宮崎地方気象台 福岡管区気象台』の調査報告書によれば
黒色の円形図の横に付けられた矢印は風向とされています。
緑色星印の場所では南西の方向に風が吹き、屋根が持ち上がった方向と同じになります。
『宮崎地方気象台 福岡管区気象台』の調査報告書
より
最初の報道写真は「毎日新聞」掲載でした。
今回の写真は
TBS NEWS DIG – TBS
テレビ
です。
「瓦がなくなり 中がむき出しになった住宅で 竜巻とみられる突風」
との説明文が画面に付けられています。
急勾配の屋根は最初の被害状態から殆ど手を付けられていません。
左側の屋根の上には飛散した急勾配屋根の一部が
2
階屋根の上に垂木付き野地板の状態で載ったままです。
写真で直ぐ上の黒い瓦屋根も何らかの被害はあります。
しかしまだ補修はしてありません。
他のほとんどの被害写真とは別に
この黒い瓦屋根にブルーシートが掛けてあります。
2025
年のクーグル衛星写真では被害屋根の上には
ほとんどブルーシートが掛けてあります。
(
次回のブログ参照
)
「
TBS NEWS DIG – TBS
テレビの竜巻報道」より
次
に
『宮崎地方気象台 福岡管区気象台』の調査報告書
では
「
宮崎市赤江から小松(
28
日
23
時
05
分頃)
」とあります。
先の
「宮崎市赤江から柏原(
28
日
22
時
50
分頃)」
から
15
分後に発生しています。
更に下記左側地図の赤色破線四角部薄赤色部は
右側破線四角部の黒色円形点在部となります。
その中で青色星印部は外壁材が損傷した写真
14
の建物で
壁が『剥落』と表現されていた大型の建築材料販売店の倉庫です。
屋根は青い折版屋根で北側の
1/3
にブルーシートがかけてあった物件です。
『宮崎地方気象台 福岡管区気象台』の調査報告書
より
2023
年のクーグル衛星写真で確認するとかなり大きい建材店と思われます。
この写真は下が東側としています。
写真右側
(
北側
)1/3
には被害屋根のため
赤色楕円部ブルーシートが掛けてあります。
手前東側の中央近くのオレンジ色楕円部軒部分には
軒先を持ち上げたように屋根が破損しています。
従って、調査団が目撃した南側外壁の剥離部は
赤色星印の壁部となりこの写真では確認できません。
赤い楕円部の折版屋根部は竜巻の揚力を受けて
大きい上向きの矢印方向に持ち上がったと思われます。
同様にオレンジ色楕円の軒先部も持ち上がったようです。
ここでは写真から判断してこの折版屋根のメーカー技術者なら
どの程度の力が作用したのか計算出来そうですね。
左端の赤色部は
『
熊本大学 友清衣利子氏
』等
の
調査団の報告にあった剥離箇所は⇒方向に外壁を
引き剝がす負力が働いた事となります
上埜地図では丁度南西方向に力が作用したように⇒がありす。
グーグル衛星
(2025)
写真より
災害が発生すると学校・官庁等の多く調査機関・団体が
被害調査を行い、各々に専門分野が異なります。
調査で入手した情報をどの様に報告書に纏めるのか難しい処です。
年々情報収集の手法や機器が進歩して来ています。
今までの様な一律の報告書ではないような形式の
報告が作成されるとおもわれます。
ありがとうございます。
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