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2026.01.24

番外編 堺の美味いもんと『さくらサーカス』(プノンペンそば編 ③ 脱線編⓶)

顧問の坪内です。

長崎の味はやはり異国の味がするような気がします。
異国の味を堪能したい方にはお勧めです。
下地図は「四海楼」と「グラバー邸」の場所を示したものです。
午前中に高台にある「グラバー邸」を見学して降りてくると
丁度、昼食時に「四海楼」に到着する位置にあります。


      グーグル衛星写真 より


長崎「四海樓」(以下太字は「四海樓」HPより)
「四海樓」は、1899(明治32)年に中華料理店として
長崎の唐人屋敷跡である広馬場町で創業しました。
創業者は中国の清朝時代の福建省出身で、
長崎の華僑同胞や中国人留学生のために
「ちゃんぽん」「皿うどん」を考案しました。
「皿うどん」もちゃんぽんのバリエーションとして
中華料理四海樓の創業者である陳平順が考案しました。
長崎に来ていた中国人留学生や華僑同胞のために
美味くてボリュームがあり、栄養価が高く安価なメニューを模索し、
鶏ガラと豚骨のスープと長崎でとれる山海の幸を
ふんだんに使った麺料理を考案しました。


         長崎「四海樓」HPより


「ちゃんぽん」は当初はメニューにない料理で「支那饂飩」とよばれていましたが、
当時の長崎華僑が交わしていた福建語の挨拶言葉
シャポンまたはセッポン(ご飯を食べるという意味)から
「ちゃんぽん」とよばれるようになりました。

「ちゃんぽん」は、中華料理の調理技術と
長崎の山海の食材によって生まれました。
長崎生まれの中華料理なのです。
1973
(昭和48)年に松が枝町に移転し、
現在も長崎最古の中華料理店として続いています。


         長崎「四海樓」HPより


「皿うどん」はちゃんぽん麺を一度焼いてから具材と一緒に炒め、
少なめのスープを加えて麺にしみ込ませる調理方法です。
平皿に盛られた汁なしの麺料理からそのまま
「皿うどん」と名前がつきました。
その後、調理工程の簡便さを追求して
麺を細くしてパリパリの揚げ麺にし、
野菜や豚肉、魚介がたっぷり入った
あんをかけた皿うどんも考案しました。
その作りやすさから長崎の家庭から
日本中に広まり知られるようになりました。


         長崎「四海樓」HPより


このようにして広まった九州の「皿うどん」と「ちゃんぽん」は
「リンガーハット」と言う会社がチェーン店を
広めて全国どこでも戴く事が出来るようになりました。
私が福岡に赴任した40年前には九州一円に展開されており
何処に行っても手軽に食することが出来ました。

さて、博多の会社近くの近所の飲食店の話にもどります。
良く通った麺屋の次のお店ⓒ変骨ラーメンのお話です。
Ⓑ中華料理店
ⓒ変骨ラーメン
Ⓓ寄合ラーメン

ⓒ変骨ラーメンは会社の西側にある「元全日空ホテル」を南西に34棟進みますと
「元博多シティーホテル」があります。
西端の交差点を南に100mほど進んだ右側にあったお店です。


      グーグル衛星写真 より


調べて見るとそれは「人参通り」の名前です。
今はこの様にマンションが立ち並び、1階には商店が続いています。
その昔は2階建て木造の建物がある程度でした。
この通りにも「博多ラーメン」店は
この「変骨ラーメン」だけだったように思います。


      グーグル衛星写真 より


「博多ラーメン」の数も今よりはかなり少なかったような気もします。
その当時の博多ではホンマもんの「豚骨ラーメン」を食べるなら
「長浜」に行けと言われていて、
滋賀県の「長浜」と同じなので直ぐに覚えました。


  インターネットにある「博多ラーメンの画像」より


「変骨ラーメン」は本当の名前ではありません。
実際の名前は覚えていないのです。
先輩の「浦西さん」と「あの兄ちゃん変わっているな。」
と「かなり変骨やな。」と言っていたので付けた名前です。
いつもは50才ぐらいの兄ちゃん(おっちゃん)
お母ちゃんの二人でやっていました。
お母ちゃんが上手く誘って女店員さんを入れるのです。
その①女店員さんがお店の前で
「いらっしゃいませ・美味しいですよ。」
「いらっしゃいませ・空いていますよ。」
「いらっしゃいませ・早いですよ。」
と呼び込むと
その⓶兄ちゃん(おっちゃん)
「そんな事せんでええ」と怒るのです。
「来たい人が来たらええんじゃ」
「店の中が空いているなんか言うな」
「店の中が空いているのと味は関係ない」
等々女店員さんに言うのです。
その③又、食べ終わる頃に女店員さんが
「ありがとうございました。替え玉いかがですか。」
その④又、食べ終わったら女店員さん
「ありがとうございました。又、お願いします。」
と言うと
その⑤兄ちゃん(おっちゃん)
「替え玉を押し売りするな。」
「いちいちありがとうございましたと言うな。」
他の店では女店員さんの接客態度は満点なのです。
その⑥一週間もすると女店員さんは辞めています。
そして又、兄ちゃん(おっちゃん)とお母ちゃんの二人でやっています。
その⑦何日かすると又別の女店員さんがきています。
ラーメンはいたってシンプルです。
チャーシュー、キクラゲ、きざみネギが入っています。
カウンターには、スリゴマ、辛子高菜、紅ショウガがあります。
勿論、入れ放題、食べ放題です。
豚骨スープは少し濃い目でしたかな。


インターネットにある「博多ラーメンの画像」より


こうして5年間の菅原道真心境を抱えて
楽しい「豚骨ラーメン」の脱線旅が始まったのです。

ありがとうございます。