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建物の外部被害に関わる資料 その 82 『竜巻 ㉓ 』
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2026.02.28
建物の外部被害に関わる資料 その 82 『竜巻 ㉓ 』
顧問の坪内です。
いつも池本工務店の事業にご支援頂いてありがとうございます。
次に、
Ⓔ陶器瓦
(
グレー色
)
オレンジロード沿いの通り屋根を調査して見ます。
Ⓓいぶし瓦
(
グレー色
)
Ⓔ陶器瓦
(
グレー色
)
Ⓚいぶし瓦
(
グレー色
)
Ⓛセメント瓦
(
グレー色
)
Ⓜいぶし
瓦
(
グレー色
)
と予想していましたがⒹいぶし瓦
(
グレー色
)
は陶器瓦でした。
その前に
2022
年のストリートビューを観察します。
オレンジロードの少し離れた駐車場から観察すると
赤色矢印
Ⓔ邸上
にも
太陽光温水器
が設置されているのが観察されます。
宮崎は
50
年前から太陽光温水器の普及率が高いとされていました。
実は私も過去に「太陽温水器開発」に携わったことがあるのです。
グーグルストリートビュー写真より
下記は前回と同じ様に毎日新聞報道
(
共同通信
)
写真です。
この時宮崎の竜巻は風速
65m/s
であったと報道されています。
丁度、角Ⓓの住宅屋根の色具合から判断すれば
Ⓔのグレー色の色具合は
「陶器瓦」と思われます。
そして屋根の形状は切妻です。
この写真からも前後の住宅から判断しても
陶器瓦と判断できます。
毎日新聞報道写真より
切妻屋根の
2
階部分の右側
(
東側
)
が
酷く損害を受けているように観察されます。
更に
2
階の水平棟部
(
大棟
)
部分から
棟瓦が手前
(
南側
)
に落ちている様に観察されます。
野地板部分がむき出しになっている様にも見えます。
西側
2
階の「太陽温水器」や下屋根は
無傷のようで被害は無いように見えます。
この住宅の西側の下屋根の形状は非常に複雑で
プロの設計士が屋根伏図を作成するにも
苦労するような形状です。
報道写真の被害をみると下屋根は
ほとんど無傷のように確認されます。
下屋根には水平棟が東西に
2
本と南北に
1
本あり、
それに谷水切りが絡んだ形状です。
毎日新聞報道写真より
このグーグル写真は
2025
年
5
月の撮影です。
この住宅の被害は
2
階が中心で、
屋根補修も
2
階部分に足場が設置されています。
従って、西側下屋根には殆ど被害が無いように観察されます。
屋根面の色具合いは殆ど色彩の変化が無いので
陶器瓦の色合いと思われます。
グーグル衛星写真より
角度を変えて北側からの撮影を確認します。
どうやら北側には
2
階に上がるために
仮設階段が設置されているようです。
そして
2
階の新しい陶器瓦は
すっかり葺き替えられているようです。
グーグル衛星写真より
それでは地上に降りて、オレンジロードから観察してみましょう。
2022
年
8
月のストリートビュー写真です。
スーパーマーケットの南東から北東に向かって進みます。
西側から東に向かって切妻部を撮影しています。
もう少し詳しく、住宅の西側から見て見ましょう。
2
階の水平棟の位置と下屋根の関係が良く分かります。
下屋根に南北に水平棟が伸びており、
1
階の居室が確保されているのが分ります。
グーグルストリートビュー写真より
さてこのお家ですが、瓦は普通の陶器瓦です。
正面玄関全体の写真を採用すれば、
どこのお宅か分かりますので出来ません。
切妻屋根の
2
階と
1
階巴の部分を拡大させて頂きました。
玄関の正面からは分かりませんが、鬼瓦は
3
個あります。
正面の玄関屋根は一部銅板の晒し葺きです。
屋根形状が少しゴチャゴチャしているようですが、
全体としては素晴らしく落ち着いた様子が伺える取り合わせです。
丁度
1
階のケラバ部と棟部、
2
階のケラバ部と棟部が平行にあります。
巴と鬼瓦も確認されます。
このお家は西側のケラバ部には殆ど被害が無いように思われます。
どうでしょうか、もう少し切妻部を観察してみます。
グーグルストリートビュー写真より
瓦屋根の専用語の「袖瓦」とは、切り妻屋根の妻側
端で
縦
1
列に
用いられる瓦のことです。
屋根面に向かって左側の端に使用されるのを左袖瓦と言います。
屋根面に向かった右側の端に使用されるのを右袖瓦と言います。
瓦の下端はケラバ破風下端に平行になるように工夫された
垂れがついているところに特徴があります。
我々スレート屋根や金属屋根を扱う技術者は
妻側のことを螻羽
(
ケラバ
)
部と呼びます。
そして、この部位の部品の事をケラバ役物と言い袖瓦とは使いません。
勿論瓦屋根の業界でもこの部位はケラバ部と呼びます。
この部位は風の影響を受けやすく片方は浮いています。
その為破損被害が大きいので固定方法に注意が必要です。
大棟部の端部品を棟巴と言いい、瓦用語では股木巴と言います。
大棟に据える鬼瓦を大棟鬼と言います。
瓦には独特な用語があり遊び心満載です。
グーグルストリートビュー写真より
写真は
U
ターンして戻り、南東向かって撮影されています。
住宅の西側には植栽の塀があります。
良くも悪くもこの塀が家の手入れに手間を取らせます。
所謂「和風切妻住宅
(
和瓦
)
」に相応しいデザインと思われます。
当初予想したオレンジロート東側住宅の
Ⓓ陶器瓦
(
グレー色
)
Ⓔ陶器瓦
(
グレー色
)
Ⓚいぶし瓦
(
グレー色
)
Ⓛセメント瓦
(
グレー色
)
Ⓜいぶし瓦
(
グレー色
)
でⒺ陶器瓦
(
グレー色
)
を確認出来ました。
グーグルストリートビュー写真より
このまま調査を続けるかを迷うところですが、
次のお家が大変な事に成っております。
今日はこのあたりで失礼します。
ありがとうございます。
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