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2026.03.14

番外編 堺の美味いもんと『さくらサーカス』(プノンペンそば編 ② 脱線編④「福一ラーメン」)

顧問の坪内です。

青い暖簾の「福一ラーメン」は今無くなって
「元祖赤のれん雄ちゃんーメン」になっているようです。
私が博多にいた平成2年には「福一ラーメン」があったような気がします。
次の引継ぎのF氏には詳細に伝授したように
記憶(非常に曖昧な記憶)しています。
インターネットからの情報では2016年までは
「福一ラーメン」
はストリートビューに写っています。
「福一ラーメン」は福岡の中ではチェーン店があるので有名で
今はあちこちにあるようです。
私の通った「福一ラーメン」
「筑紫通り」「那珂」「竹下」のキーワードとなります。

「福一ラーメン」でも「東那珂」店も
中々評判だったようです。
そこでインターネットで「福一ラーメン・筑紫通り」で探してみました。
そして次に「那珂」「竹下」
のキーワードで検索します。
その写真を集めて見るとなんと多い事か。
どの写真の盛り付けもほぼ同じような感じです。
丼の中に「豚骨スープ」がタップリと入っています。
どの「博多ラーメン」にも円形のチャーシュウが浮いています。
そして、きざみ葱がタップリと一処に載せてあります。
この様な写真を見ると今でも「博多ラーメン」の暖簾を潜ると
「いらっしゃ」と豚骨の匂いが漂って来るようです。

インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


同じ「ラーメン丼」でも下写真のようなものもありました。
「福一ラーメン」で「筑紫通り」「那珂」「竹下」を調べると
「達磨ラーメン」「一心亭」と共に「博多ラーメン」の
甲乙付け難いレジェンド達と表現されています。
かつては「那珂」青果市場に近い立地で、
どのお店も地元民で賑わう繁盛店です。
薄いチャーシューとキザミ葱だけのシンプルな豚骨ラーメンです。
極細麺をするすると啜ります。
この福一のような醤油ダレの効いた出汁軽めの豚骨ラーメンは
代表的な味の一つでもあるのです。
濃度は程ほどで、何時でも食べられる値段なのです。
そして替え玉を注文し易い味なのです。

インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


この中から私が選ぶ「福一ラーメン」はこんな写真です。
「チャーシューと麺」は「豚骨スープ」の中に沈んでいます。
そしてきざみ葱は全体にパラパラと散らばっています。
まず最初はレンゲで豚骨スープを啜ります。
きざみ葱を少しレンゲに入れて啜るのですが
喉の奥では「なるほど」と味わいながら通過させます。
それからおもむろに麺を箸ですくいあげて
口に入れ、これが豚骨の味かと食べ始めます。


インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


更に「福一ラーメン」で「筑紫通り」「竹下」を調べていると
下のような写真も出てきます。
明らかに「ラーメン丼」の基本白色と模様色が異なります。
下の写真は、上の列の色(赤色・黄色)
下の列(青色)の模様の色が違います。
何故この様な事が起こるのか。
時代により店主が変わり、丼の「色や模様」が変わったのか。
おそらく下の模様の丼が古いのではないかと思います。


インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


因みに、この写真の丼では下のような盛り付けの
昔からの模様の「博多ラーメン」が好みです。
「チャーシューと麺」は「豚骨スープ」の中に沈んでいます。
そしてきざみ葱は全体にパラパラと散らばっています。
この「博多ラーメン」は汁が少し多めです。
一般的に「豚骨ラーメン」汁が少し粘っこくて少な目です。
「福一ラーメン」はあっさりとした薄目であったような気がします。


インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


35年も昔の話なのでどの様な変遷が起こっているのか分かりません。
同じ「福一ラーメン」「筑紫通り」「竹下」でも
各ブログ添付の写真によれば「ラーメン丼」が3回も替わっています。
同じように「テント看板」と「暖簾」を調べて見ます。
まず入口のアルミサッシュの引き戸ですが、
いずれの写真も今から50年頃前まで流行った同じ物です。
下に5枚の「テント看板」と「青暖簾」の写真があります。
上の3枚の「テント看板」の「福一ラーメン」
下の2枚の「テント看板」の
福一ラーメンとの字体は異なります。
上の「福一ラーメン」は「ゴシック体」です。
下の「
福一ラーメン」は「明朝体」です。
時代の流れから考えると「明朝体」から「ゴシック体」の様です。
更に上の左から2枚の「青暖簾」と右1枚の「青暖簾」の字の中に
左は「黒」の芯が入っており、右には「赤」の芯が入っています。
依ってこの2種類は時代が異なる事となります。
更に下の2枚の「青暖簾」は色褪せてボロボロです。
私が通っていたのはおそらく下の「ボロボロ暖簾」だったかも知れません。


インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


以前にも紹介した博多ラーメンの卓上トッピングシステムです。
多くの店舗で、紅ショウガ、辛子高菜、白ごま、おろしニンニクなどが
無料、入れ放題で用意されています。
「福一ラーメン」で「筑紫通り」「那珂」「竹下」を調べると
下の写真のような卓上トッピングが出てきました。
まず上の写真と下の写真ではカウンターの色が異なります。

上のテーブルは白系で、下のカウンターは茶系です。
上のテーブルのトッピンクには茶系の沢庵が両方の写真に有ります。
辛子高菜の入れ物が右は透明な器で蓋はステンレスなのに
左は不透明なプラスチックの器で同様な材質の蓋なのです。
更に右には少し離れた後側に同じ容器に入った紅ショウガが確認されます。
おっと良く見ると左側の写真の中央部の奥にも紅ショウガが確認されます。
赤い蓋の餃子タレの容器に見とれて、
その奥の紅いショウガを見落とすところでした。
良く観察すると餃子のタレ用の容器も左はずんぐりと低く、
右はすらっとして少し背高の形をしています。
蓋の形も左は少しペタンとした形ですが、
右はモコモコと立体的にポリュームが感じられる形です。
上の2枚の写真はバックに厨房が見えます。
下の2枚の写真ではバックは油の飛び散りを防ぐアルミ板です。
そして、下の写真の茶色系のカウンターの色は左が黄色系で
右は少し古びたような茶色系です。
紅ショウガと辛子高菜
の容器も蓋も同じように見えます。
中に入っている紅ショウガと辛子高菜も良く似ています。
紅ショウガと辛子高菜を取る箸は良く似ていますが、色合いは異なります。
撮影カメラの露出の色合いの違いなのでしょうか。
この様に観察するとやはり昔の味の
「福一ラーメン」ではないようにも思えます。


インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


中で働いている大将と右の写真はお手伝いの女の娘です。
勿論、両者とも40年前の大将ではありません。
カウンターは左の写真が茶系で右の写真が白系のように見えます。
何れも繁盛している様な写真です。


インターネットにある「福一ラーメンの画像」より


少しは「博多ラーメン」を頂けましたでしょうか。
まだまだ続きます。

ありがとうございます。