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2026.08.22

番外編 出石永楽館『全国こども落語大会』 再挑戦か④

顧問の坪内です。
いつも池本工務店の事業にご支援いただきありがとうございます。

看板と言えば学生時代に私よりも絵画の優れた友人がいました。
私も小学校4年生の時に、親父さんと家族で旅行し、
「高松・岡山・倉敷」に行った記憶があります。
倉敷では『大原美術館』のゴッホやゴーギャンなどの
西洋画家の絵を見て好きになり、以降私の身を助けてくれました。
それから自分ではそこそこの特技としていました。
数学と絵画の好きな人は「建築」に向いているとの
アドバイスから今の私があります。
その友人はアルバイトで『映画館の看板』を描きに行っていました。
4
年生の時5月連休に帰省し、車の免許取り立てで事故を起こし、
就職も内定しながら天国に召されてしまったのです。
彼の葬儀は今でも鮮明に覚えています。
さて、西側壁もついでに撮影しました。

①「名物そば」
②「嫁入道具」道タンス店
「出石焼窯元」永沢兄弟製陶所
④「和洋御菓子謄写印刷」吉川茶菓舗/きっかわ謄写堂
⑤「流行の服地趣味の着物」
料品の 崎屋
⑥「御料理仕出し」料理屋の桐吉
⑦「」パチンコ店のスポーツマンクラブ
⑧「コールドパーマ」ムール美容室
⑨「時計眼鏡」守本時計店
⑩「メイハツ号メグロ」浅
モータース
⑪「城山羊羹鶴もなか」ひのべや桝屋
⑫「襖張替新調」
垣表具店
東側の看板と同じように白抜きの太字のお店は
現在でも営業されており、緑色で囲ったお店は、
お店の建物は残って休業に成っているとか。
昭和懐かしく、移り変わりが寂しくもあり溜息ものですね。

   永楽館の2階西側面の広告看板


にじいろ亭ひまわり (2・和歌山)ちゃんの「お菊の皿」も良くて
私はすっかり「ひまわり」ちゃんのファンになりましたが。 
前回も言いましたが、香川県から参戦して来た
「本読亭魚之輔」君の「お菊の皿」更に磨きが掛かって非常に上手でした。
さすが、宮崎で優勝したと言うだけあって、
自己紹介も「讃岐」と「出石」を取り入れています。
そして『うどん』と『蕎麦』を入れてのお話しでした。
本当に「美味い」お話しでした。
薫風亭文鳥(大阪・中3)君の「粗忽長屋」と甲乙付け難い落語でした。
        
・・・・・・。
㊇ え、いきだおれって、今から始まるんですかいな?
 何を言ってるんだよ、行き倒れだよ。行き倒れ。
  そこで、倒れてんでしょ。
㊇ 倒れてるったって、むしろが敷いてあるだけで...。
  あ、この下にいるんかいな? 
  はぁはぁ、ああ、なるほどね、この野郎、
  大勢に見られてちゃぁ決まりが悪いってんで。
  顔を向こうに向けてんだね。

 何を言ってるんだよ、
行き倒れって言ってるけどわからねぇかねぇ。
その人ぁ、もうっ死んでるんだよ

㊇ えっ? 死んでるんですかぃな? 
それじゃ「死に倒れ」だねぇ!

 馬鹿なこと言っちゃいけないよ、
とにもかくにもこの仏に見覚えは無いかいねぇ?

㊇ 向こう向いてるからなぁ、顔が見えないんだよなぁ...
倒れてたままにしてあるからなぁ? 
ああ、なるほどねぇ...
向こうへ回れば顔が見えるんだなぁ? 
あ...、あんた、頭も知恵も回るねぇ。
そいじゃちょいと失礼して...、顔を...、あれぇ? 
...あっ、こ、こりゃ...くくく熊の野郎だよ、
おい、おい、
起きろよ、くく熊公! クマッ

 お前さん、熊、熊と名前を呼んでいるところを見ると、
知り合いかいねぇ?

㊇ お知り合いどころの騒ぎじゃねぇよ、

 「ちかごろの丹波」の紹介パンフレットより


登場人物は㊇八公 境内の男 熊公です。
・・・・・・。

 そうだろう! じゃおめえ頭の方持ちな。

おれが足を持ってやらぁ

 だ、だめだよ、勝手に持ってっちゃ! 

抱いてみてわかんねぇかなぁ、
お前さんじゃないんだよ、おまえさんじゃ

㊇ ぅるせぇやい! 当人がわざわざきて自分だって言ってるのに、
いったい何が不満なんでぇ。
てめぇ、この屍にやけにご執心だが、
ことによると一人占めにしようってんじゃねぇだろうなぁ

㊈ ああ、八...俺何だかわからねぇことになってきちゃったぞ。

㊇ 何がわからねぇんだ?

㊈ 抱かれてるのは確かにおれだけど、
抱いてるおれはいったい誰だろうねぇ。


小中学生の落語は全て終わり、審査に入りました。
この大会ではお客様審査員との真剣勝負則ちとのやり取りとなります。
予選では「本読亭魚之輔」君を押したのですが。
ここでは薫風亭文鳥」君を押しました。
その為か「薫風亭文鳥」君は2連覇だったようです。
審査の時間で「マジカルまさかず」さんの面白いマジックもありました。
そして審査の結果

最優秀賞(第1位)  「粗忽長屋」        薫風亭文鳥(大阪・中3) 
優秀賞(第2位)   「老婆の休日~但馬弁ver.」 天空亭らん(兵庫・小5) 
豊岡市長賞(第3位) 「お菊の皿」        本読亭魚之輔(香川・小6)
以下は順位に関係なく、出演順に 
豊岡市教育委員会賞  「崇禅寺馬場」       保谷亭小円楽(奈良・小6) 
豊岡市商工会会長賞  「動物園」         活塾亭あーと(島根・小4) 
出石國観光協会会長賞 「牛ほめ」         紗花亭をかし(兵庫・小6) 
出石皿そば協同組合賞 「兵庫船」         銀河亭空(兵庫・中2) 
出石まちづくり公社賞 「六文銭」        たけのこ亭さと丸(奈良・中1)
に決定されました。
これで、「薫風亭文鳥」君は中学校3年生ですので「こども落語大会」には参加できなくなります。
次は毎年8月同じく出石永楽館で開催される「落語甲子園」への出場となります。

『頑張れ!!

表彰式・「ちかごろの丹波」の紹介パンフレットより


「永楽館」は2008年に芝居小屋として復活を遂げます。
復活当時から片岡愛之助さんが座頭を務められている
「永楽館歌舞伎」が開催されています。
また、昨年は吉沢亮、横浜流星さん出演の映画『国宝』の
ロケ地になったことでも有名になりました。
作中に使用された提灯などと小道具を展示されています。
西側通りから見る「永楽館」は落ち着いた安心感を与える趣があります。
今年はひとまず「お世話になりました」

「さようなら」と声を掛けました。

     「永楽館」の外観


朝から手に汗を握る熱戦続きで少々疲れ、お腹も空きました。
どこか美味しい蕎麦屋を探して、行こうぜという事になり帰路に就きます。
「出石蕎麦」と言えば時々食べる事が出来ます。
会長が毎月専務と田舎に帰られますのでそのお土産です。
高速道路のサービスセンターで買ったのを頂きます。
お土産は2種類あり、1番に岡山の「大手まんじゅう」です。
この「大手まんじゅう」は『日本3大まんじゅう』と言われています。
他の二つは薄皮饅頭(福島県)と志ほせ饅頭(東京都)です。
この饅頭が人気なので直ぐに売り切れてしまいます。
その時は「出石蕎麦」を頂きます。
しっかりと湯がいて、そばつゆも頂きます。
そんな事を言っている間に蕎麦処「善店」に到着です。


    蕎麦処「善店」の玄関口


先客があり、何人か待たされて奥の座敷に案内されます。
座敷からは裏の田圃か見られます。
暫くすると天然記念物の「コウノトリ」が飛来して来ました。
(
本当はコウノトリかどうか分かりませんでしたが。)
「麦とろ御前」を戴きました。


  蕎麦処「善店」の「麦とろ御前」


全て終了して一路大阪へ。
途中に丹波の「立杭焼」の窯元により、にわか雷雨に合いながら
無事帰ることが出来ました。
さあ、来年はどうする。『咲磨くん』

ありがとうございました。