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2026.10.10

番外編 堺の美味いもんと『さくらサーカス』(プノンペンそば編 ⓶ 更に脱線編⑥ 【横道・寿久】

顧問の坪内です。

2026
年の歳初めの『ブログ2026.01.10 
(プノンペンそば編 ⓶ 更に脱線編① )』に昭和60年に東南アジアから帰国して、九州福岡に転勤したお話しをしました。
そしていよいよ、
今まで全く気にしなかった『博多豚骨ラーメン』に参戦しました。
それから紆余曲折がありまして
やっとスタートの「博多駅裏『寿久』の説明会」になります。
中州外れの「メンチャンラーメン」を語るには
横道に逸れても『寿久』は外せない飲み屋さんなのです。
そして『寿久』のお話しには
博多の「坂田利夫」、北九州の「中田ボタン」と言われた、
お笑いのローカル線『吉本の先輩 浦西幸一郎』さんが外せません。

『浦西』さんとは私が昭和47年に入社して、
大阪に赴任した楽しい新人時代に出会います。
その時、お笑いの殿堂「吉本興行」を卒業して
2
月に入社していたのが『浦西』さんです。
『浦西』さんは佐々木昇職長「工事課」に配属されていました。
おそらく高校で「電気科」を卒業していたからかも知れません。
因みに『浦西』さんの出た高校の先輩には
あの「世界の盗塁王の福本」さんがいます。
「福本」さんを国民的英雄にしたのは『国民栄誉賞』事件です。
「栄誉賞を貰ったら、立小便が出来ん」
と笑い飛ばして辞退した逸話があります。
『浦西』さんと「福本」さんは
同じような庶民感覚の人でした。


     福本豊HPより


それから『浦西』さんは
持ち前の接客精神を生かして
営業マンとして日本縦断の旅に出たのです。
「札幌・すすきの」「名古屋・錦・栄」を経て
博多にやって来ていたのです。
元々は吉本興業の電気技師で
「吉本ボーリング場」で電気関連の仕事だったとか。
「ボーリング場の裏でボーリングピンを立て盗ったんや」
と皆を笑わせていました。
よって、ポーリングの腕はプロ並みで、
最低でも「180」通常は「200」を軽く超えていました。
「浦西」さんの自慢はボーリング試合で、

途中に9本スペァを取って、後は全部ストライクやった。
らしいのです。
ポーリング大会があれば一躍スターでした。
あまりにも日常会話が面白いので、
新喜劇に入るように何度か、誘われたらしいのです。
福岡では、築紫通りを南に下った「麦野」に住んでいました。
「浦西」さんの餅寝た(持ちネタ)で、「猫と寝たネタ事件があります」
「浦西」さんはこの話を『十八番』にしていて
「浦西さん猫おねがいします」
とお願いすると、「はい、分かりました」と

左手を「猫の貯金箱」の手のように曲げて話始めます。
その他にも多くの事件があり、北九州「中田ボタン」の手腕では
「関門海峡越境事件」
「筑豊11t車10台事件」
「川崎町セスナ機事件」
「門司港駅屋根張替事件」
「黒崎住宅ロープ恐喝事件」
などがありまして、「浦西」さんの帰り道には
先般、話題に出ていた「一心亭」「達磨」
「福一」の筑紫通りラーメン聖地の近所です。
「麦野」は私の住んで居た『春日原』の途中なのです。
私と『浦西』さんは飲み屋遍歴定番コースとして
① 寿久
② 中州のスナック
③ メンチャンラーメン
櫛田神社前タクシー乗り場なのです。

    グーグルマップ鳥瞰写真より


K社福岡支社は博多駅から歩いて3分の便利な処にありました。
ここで少し博多駅近くの行きつけの飲食店の話から始めます。
すべて40数年前のお話で今はもう無くなっているお店もあると思います。
ここで1月ブログを載せます。



店に入ると直ぐの左側に(多分40年前と変わらないと思いますが)
引き違いの冷蔵ケースに入った肴があります。


      「寿久」HPより


とりあえず自分でお通しとして「ごまあじ」を取ります。
九州では魚が新鮮なので、「ごまさば」「ごまあじ」も美味しいです。
大分では「関さば」「関あじ」ですが、

博多では「さば」「あじ」は五島列島からのものらしいです。
胡麻醤油ダレに漬かった「ごまあじ」<さぁ行こう>です。


      「寿久」HPより


そしてメインのお酒です。
九州はお酒と言えばやはり「焼酎」でした。
福岡の「胡麻焼酎」、大分の「麦焼酎」、
熊本の「米焼酎」、宮崎・鹿児島の「芋焼酎」です。
その頃有名な芋焼酎は「伊佐美」です。
私はもっぱら「白波」派で、あの芋臭い匂いが好きでした。
関西で飲む「白波」は余り臭くありませんが、
九州の焼酎は臭いです。
又、この臭いのが美味いのです。
「寿久」では二大・大衆焼酎の「霧島」です。


      「寿久」HPより


九州ではお湯の入った魔法瓶・
焼酎の入った徳利・ガラスコップか湯呑の三点セットがきます。
そして自分たちでお湯割りを作るのです。
お湯割りをつくるときは、お湯から先に注ぎます。
我々技術屋からの理屈では
「先にお湯を入れて、後で焼酎を入れると
お湯と焼酎の温度差による対流で、
マドラーで混ぜることなく混ざり
ほんのりと程良いお湯割りが出来ます。」
と言うことになります。
しかし、ホンマデッカと質問されれば困ります。
一番納得する回答はこれです。
「博多で一流(高級)料亭の接待食事時、
女将が『お湯を入れた後に焼酎』入れていました。」
という事です。ほとんどの人が「なるほど」と言います。

次のおすすめは「きびなご」のお刺身です。
美味しそうに青く輝いているきびなごの刺身は
サバの刺身とはまた異なって
軍隊のように整列しています。
きびなごは(慣れない急流下り)
鮮度(船頭)が落ちやすいのです。((笑))
本当に鮮度がよいきびなごは
九州でしか食べられないと。
そして鮮度の良いきびなごは
銀色ではなく青く輝やいていると。
鹿児島在住で担当者の安っさんが言っていました。
そんな訳で、寿久のきびなごも青いはずですね。
きびなごを頂くにはわさび醤油か
酢味噌になり、私のオススメはやはり酢味噌となります。
少し量の多い時には勿論、美味しさを二度味わうためには
わさび醤油もいただきます。


      「寿久」HPより

こうして「寿久」をスタートにした博多の夜が始まります。
まだまだ「寿久」をお題にした酒の「肴」と
お話しの「肴」が有りますが、今回はこれまでです。


ありがとうございます。