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2026.10.24

番外編 堺の美味いもんと『さくらサーカス』(プノンペンそば編 ⓶ 更に脱線編⑦【横道・寿久②】

顧問の坪内です。

そして定番名物は豆腐の煮付けです。
「寿久」には卵とじをしたものと
そうでない豆腐だけの煮つけがあります。
私は卵でとじてない方が好きでした。
味付けが甘辛くてとても美味しいのです。
これも本当にお薦めです。


       「寿久」HPより


そして「馬刺し」も冷蔵ケースから出します。
初めて馬刺しを食べたのは「信州」でした。
木曽駒と言う名前から馬刺しは「信州」と思っていました。
博多に住んでからは馬刺しは「熊本」土産で、よく戴くようになりました。
甘みが強くとろみのある醤油が馬刺しには会うのです。
そして馬刺しのつまは「玉ねぎの晒し」です。
玉ねぎのスライスを冷水で洗って盛り付けてあります。


       「寿久」HPより


熊本には良く行く建材・工事店が3~4軒ありました。
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軒は市内から離れた屋根屋さんです。
他の3軒は市内に有り、食事を共にすることがありました。
名物の馬刺しを食べに連れて行かれて

初めて食べたのが「たてがみ」です。
馬刺しと言えば赤い馬肉をイメージしますが、
たてがみ馬刺しは真っ白です。
(
ここからの馬の脱線話は「寿久」の話ではありません)
「たてがみ」は馬の部位の名前で、
別名「コウネ」とも呼ばれています。
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頭から余りとれない超希少部位らしいのです。
見た目は白くて脂身のようですが、
実はゼラチン質が多く含まれ、
ぷるっとした軽い食感が魅力です。
口の中でとろけるような優しい甘みが特徴です。

コリコリとした独特の食感の後に、
とろりとした脂の甘味が口いっぱいに広がるのでクセになるのです。
再訪問が多くなる理由のひとつでもあります


      熊本「馬刺し」HPより


このようにイラン言書いて注文の品が無いと「寿久」から
クレームが付くと大変なので、馬刺しの話はここらでお終いとします。

そして、いよいよサブメインの中州のスナックに向かいます。
中州の飲み屋の場所を聞く時は「中州交番」を言います。
「中州交番」を中心に「ロマン通り」と「中州中央通り」が交差しています。
そして縦に「人形町通り」「作人町通り」「京極通り」
更に南に「錦小路」「新橋通り」です。
私と「浦西」さんは那珂川通りを「西大橋」に向かって北西に行きます。
「永楽町通り」辺りの2階のスナックに上がります。


先日も「二度と来るか、くそ婆ぁ~。」と喧嘩した店に
「今晩は。お邪魔します。」と陽気に入って行きます。
ママは「あら、いらっしゃい。お久しぶり。」
と陽気に迎えてくれます。
ここでもお酒は、芋のお湯割りです。


ここでは『先輩』は北九州の「中田ボタン」になりきります。
私は「浦西」さんと二人の時は『先輩』と呼びます。
『先輩』の博打はせいぜいパチンコで、女遊びはソコソコ、
給料は全て飲み食い代でした。
少しのだらしなさが私は好きでした。
その情けなさを笑いに変える達人でした。
普通なら隠したいトラブルや粗相・
女性問題を話のネタにして人を笑わすのです。
普通人は恥で隠したい気持ちを
『先輩』はさらけ出して笑いに変えてしまうのです。
それが『先輩』の営業マンとしての強みにもなっていました。
そんな『先輩』にお客さんは
魅力を感じて注文をくれるのです。
『先輩』の魅力は 不完全な人間のところが
完全を求める弱い心を揺さぶったのです。
突っ込まれ過ぎると弱くて、
上手く行くと調子に乗りすぎます。
どこか憎めない人間味溢れる人でした。


    中田ボタンHPより


『先輩、それでは一曲お願い致します。』と言います。
『浦西先輩』の得意先には「壱岐・対馬」がありますので、
「ハイ、分かりました。」「それでは一発カマシマス。」
「兄弟船でお願いします。」と始まります。
『先輩』は「元吉本社員」で「博多の坂田利夫」
「北九州の中田ボタン」と言われた男です。
これは既にお話ししましたか。
どんな大舞台でも「御指名」が掛かれば断る事はありません。
私は歌に関しては少し引っ込み思案なところがあります。
それでも『先輩』から「坪うっつぁんどうぞ」と言われると
「はい、分かりました」といいます。
そして海原千里・万里の「大阪ラブソティー」を歌います。
大阪に住みだして50数年になります。
島根の田舎にいる頃は「大阪人」は詐欺師の民族と思っていました。
成人しても近づかないようにと思い学校は「広島」へ。
就職は「東京」へ。
それが今では一番に「大阪ラブソティー」を歌います。
(
この話は長くなるので次の機会に)
それから『先輩』は
「北島三郎」の「与作」を歌います。
与作は木をきる
ヘイヘイホー ヘイヘイホー
こだまは かえるよ
ヘイヘイホー ヘイヘイホー
女房ははたを織る
トントントン トントントン
気だてのいい嫁だよ
トントントン トントントン
与作 与作 もう日が暮れる
与作 与作 女房が呼んでいる
ホーホー ホーホー
や「兄弟仁義」を歌います。
他の客も合わせて懐メロ曲を歌います。
更に『先輩』は「梅沢冨美男」の「夢芝居」を歌います。
恋のからくり 夢芝居

台詞ひとつ 忘れもしない

誰のすじがき 花舞台

行く先の 影は見えない

男と女 あやつりつられ
細い絆の 糸引き ひかれ
けいこ不足を 幕は待たない
恋はいつでも 初舞台

そして飲み始めて3~4時間後
歌で何かを思い出したのか、
急に怒り出すことが有ります。
『4時間事件』です。
中州で『先輩』の『3~4時間事件』が発生すると引き上げです。
『3~4時間事件』の相手は「初めてのお客・馴染みのお客・ママ・従業員等」です。
何が起こったのか誰も知りません。
何故怒ったのかも誰も知りません。
突然な事なので良く解りません。
ここら辺りが潮時で、引き上げです。
機嫌直しに立ち寄るのが「メンチャンラーメン」なのです。


     グーグルマップ鳥瞰写真より


上の地図は中州です。

㋐行き付けのスナック
㋑メンチャンラーメン
㋒櫛田神社
㋓タクシー乗場

㋔中州交番 です。
「行き付けのスナック」から「メンチャンラーメン」まで歩きます。
「メンチャンラーメン」の少し行った処に「櫛田神社前タクシー乗場」が有ります。
那珂川通りから中州を突っ切って中州新橋まで歩きます。

ありがとうございます。